Life
人はよく自分の人生の転機を語る。例えば、結婚した時、会社を辞めた時、海外に行った時、あるいは誰か大事な人を失くしたとき。 ここ3,4年のあいだに自分の人生はめまぐるしく変わったが、その転機と言えるのが「起業したこと」と「ブエノスアイレスに引…
人生逃げればいい。誰よりも速く、誰も追いつけないくらいの速さで 逃げればいい。 立ち止まって考える暇があれば、逃げればいい。 人から「仕事を辞めたい」と言われたら、「辞めればいい」と答えるし、「恋人と別れることを考えている」と言われたら「別れ…
日本から友人が来て、一週間滞在して、そして日本へと帰っていった。もう10年もの付き合いなので、お互い長い付き合いなのだが、今会ってもそれなりに新鮮な発見があって面白かった。 とある年上の知り合いが「僕は自分と同世代の人間とはあまり付き合わな…
きっかけは去年行ったインドネシアのロンボク島だった。 何もない辺鄙な島だった。そこでスカイプを使って仕事の連絡を終えたとき、ふと気づいた。「この島で仕事出来るのならば、世界中のどこに行っても同じように仕事が出来るのでは」と。 それから、シン…
ずいぶんと昔の話しではあるが、高校2年の選択科目で「西洋美術史」という授業があった。普段は授業なんてまともに聞かなかったが、この授業のときだけは席を前の方に陣取って熱心に聞いていた。 毎回、授業では世界の巨匠と言われる人たちの作品がスライド…
結局、自分は一体何をしたいのだろうか。19歳の夏に日本を飛び出して世界を目指したのは、どのような動機だったのか思い返してみる。それは世界をこの目で見てやろうという前向きな気持ちと、このまま何も成さないで自分の人生が終わってしまうことへの恐…
最近、人類の歴史について考えることがある。そのようなことを考えるといかに自分が矮小な存在であるかに思い当たる。 歴史の重み、歴史のうねりというものを生まれて初めて実感したのはトルストイの「戦争と平和」を読んだときだろうか。その本のあまりのイ…
生きるということ、人生について、立ち止まって考えたこと、35歳