Keep My Word

旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

現代版ゴッホのお話し。

友人から誘われて、国立新美術館の「オルセー美術館展」に行ってきた。パリのオルセー美術館には10年以上前に行ったことがあるが、あまりに巨大過ぎてすべてを見切れなかったので、今回はいい機会だと思った。 それにしてもやはりゴッホという画家は別格だ…

辞書と言えば、紙だった頃。

僕は辞書が好きだった。 それもどんな辞書というわけではない。アンカー英和辞典という名の辞書にぞっこんだった。理由はその例文の数々が非常に哲学的だったからだ。例えば、TRUTH(真理)をこの辞書で引くと、下記のような例文が掲載されている。 Truth is…

人は状況次第で、いかに変わるかということ。

「急に売れ始めるにはワケがある」というなんとも軽薄な本を購入し、読了した。元々は著者であるマルコム・グラッドウェルの文章がどこかで引用されていたので、それ以来気になり、彼の名前を本屋で見つけて立ち読みしてみたら、そのあまりの面白さに迷わず…

佐藤雅彦「これも自分と認めざるをえない展」に行ってきました

美術愛好家でもなんでもないのだが、美術館には結構行っている。これはひとえに一人旅好きの効能だと思う。ロシアのサンクトペテルブルクではエルミタージュ美術館を堪能し、パリではルーブル美術館やオルセー美術館に足を運び、バルセロナではピカソ美術館…

出来る限り楽をするということ。

意外と知られていないことだが、人間が楽をしたいと思うのは、脳に責任がある。 脳は楽をしたがる ただその脳も楽をするためには、一度は効率化を図る。考えてみると、効率化というと聞こえはいいが、これはただ単に脳が楽をするために行っているごく自然発…

6800円は高いか安いか?:本気で英語をマスターしたい方へ

オンライン英会話スクール「ワンズワードオンライン」の受講料は1ヶ月6800円だ。この料金でマンツーマンレッスン1回50分を4回、そしてスケジュール通りに受講すると翌月使えるボーナスレッスンチケットが発行されて、最大一ヶ月で5回受講できる。 …

35歳、立ち止まって考えたこと。

以前はこのブログではなく、こちらのブログで自分が思ったことや言いたいことを書いていた。あまりにプライベートな内容が多く、オンライン英会話スクールの運営者としては不適当だと思い、このブログを立ち上げた。 たいしたアクセスもないし、好きなことが…

35歳、立ち止まって考えたこと。

生きるということ、人生について、立ち止まって考えたこと、35歳

日本人の国際感覚について

事の発端は、JOYさんが9月に香港に行こうと思っていると聞いてからだ。だったら、日本に来ればと思い、そう言った。より慎重な彼女は、来年になれば事業も落ち着き、そういう余裕が出来るかも知れないと言い、当初はそれほど乗る気でなかった。 距離的には…

漠然としたコミュニティ意識とコミュニティを創るということ。

以前、雑誌の取材でカナダに行き、地域通貨を取材したことがある。カナダのバンクーバー島でLETSという地域通貨の設立者であるマイケル・リントン氏にインタビューをし、その設立の経緯を聞いた。そして、トロントではトロントダラーを考案したジョイ・コガ…

ワンズワードオンラインの存在意義:双方向なコミュケーション

ワンズワードオンラインの特徴の一つとして、レッスン後に記載されるかなり詳細なアドバイスがある。それについてのフィードバックは生徒様から特に出来なかった。 レッスン自体の評価はこちらで行うことはできるのだが、アドバイスへの返答機能はなかった。…

なぜフィリピンは停電が多いのか?:ツイッターの活用

昨日、マニラなどルソン島全域で停電になった。原因は台風だ。Eight dead after Typhoon Conson hits Philippines(フィリピンの天気予報は精度が悪く、昨年9月の台風でも149名が事前に天気予報で注意を呼びかけなかったことが原因で亡くなっている。じつは…

新聞を捨て、ネットの世界へ行こう

ネット上では「民主党大敗」について、様々な議論が沸き起こっている。 1. 参議院議員選挙雑感 ホリエモン 2. 格差問題@一票の価値 Chikirinの日記 3. 植草一秀の『知られざる真実』 そして、その中でも秀逸だったのが、植草一秀さんのブログだ。まず記事の…

国の代表として

南アフリカワールドカップも終り、ようやくこれで不規則な生活ともおさらばできる。結局、優勝はスペインと下馬評どおりの結果となったが、これほど実力と結果が伴った大会は珍しいかもしれない。スペインのような国と対戦して勝てるのは、スイスのように堅…

優秀な人間とものすごく優秀な人間の違いについて

ワンズワードオンラインのためのSKYPE面接を何十人かこなすうちに、かなりこなれてきた。最もこなれてきた分野が、このSKYPEを使った面接かもしれない。 フィリピン人の方々は南国気質のせいか、驚くほどアットホームな感じで面接に挑むことが多い。面接中に…

より良い英語学習方法を求めて:マイポートフォリオの活用

人間誰でも楽をしたい。なるべく自分に負荷をかけることなく、何事かを成したいと思う生き物だ。英語学習にも同じことが言える。しかし、残念ながらコミュケーションが成立させられるくらいの英語を話せるようになるには、膨大な時間がかかることも事実だ。 …

ゴールへの意識

別にサッカーの話ではない。小飼弾さんがブログで、楽天の三木谷社長のスピーチについて突っ込みを入れている。 Our goal is to become the No.1 Internet service company in the world. (我々のゴールは世界でNo.1インターネットサービス会社になることで…

なまけものの起業の仕方

唐突だが、仕事が出来る人間の定義について考えてみたい。世の中には優秀な人は非常に多いが、その優秀さが仕事の成果に結びついていない人が数多くいるように思えたのが、きっかけだ。 水準以上の知性を持ち合わせているのに、仕事の成果がまるで上がってい…

映画「告白」について

中学時代は人生で一番醜悪な時期だろう。肉体的な成長に精神的な成長が追いつかず、そして容姿も脱皮しかかった虫のように中途半端。個性も確立されておらず、自分の考えと他人の考えの区別がつかない時期でもある。 そんな特徴がよく表現されている映画だな…

集団としての質をいかに向上するか

昨日は法政大学のI先生と中学校の英語の先生にお会いして、色々と話しをさせていただいた。そのなかで話題として面白かったのは「ワンズワードオンラインは学習意欲が高い人たちをターゲットとして絞り、一定の成果は出しているが、次のステップとしてそれほ…

利益を共有するということ。

ワンズワードオンラインを立ち上げて、半年が経過した。思った以上に時間はかかったが、会員数は100名に届こうとしている。元々、数百人程度の規模を想定していたビジネスモデルなので、とても順調に成長している。 今後はいかに先生、そして生徒様に利益…

個人レベルでみる英語の必要性

日本に住んでいる限り、英語を話す必要性は全くない。だからこそ、楽天とユニクロの英語公用語化に関してはとても懐疑的だ。 だが、世界を見渡すと、英語を話せないと話にならないのは確かな事実だ。アジアやヨーロッパを訪れても、「君の英語うまいね」など…

ワールドカップ個人史、世界の8強へ

いつからワールドカップを見始めたのだろう。記憶をたどっていけば、94年のアメリカで開催されたワールドカップにたどり着く。ちょうどスコットランドに留学する道すがらイタリアに立ち寄り、そこでイタリア人たちと一緒に決勝戦のイタリア対ブラジルを見…