Keep My Word

旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

2011-01-01から1年間の記事一覧

映画評:Eat Pray Love<食べて、祈って、恋をして>

この映画を見終わったら、ちょうど夜行バスに乗って深夜アルゼンチンの草原を走っていた。見渡す限り、夜空が広がりとても星が綺麗な夜だった。 この一年、いいことも悪いことも色々とあったが、目の前いっぱいに広がる星空を見ながら、「悪くない一年だった…

アゴラ:電子の時代になったのに気づかない人たちへ

昨日、ソファに寝そべりながらテレビを見ていたら、ハリーポッターの作者であるJ・K・ローリングの実人生を描いたドラマがやっていた。 ぼーとしながら見ていたのだけど、彼女が紆余曲折を経て、ようやく第一作の本が出版されて彼女の家にその本が届けられた…

より幸せな社会を構築するために:2006年ノーベル平和賞受賞をしたユネス氏を思い出しながら

腰痛になった。 なんだろう、この残念な響き・・・・ このあいだの日曜日に、朗らかな晴れ模様のブエノスアイレスで、優雅にテニスなんぞをしているときに「ピキッ」といったわけだが、翌日の月曜日はベットから立ち上げることさえ不可能だった。腰痛持ちの…

アゴラ:英語学習者への朗報、フリーの時代を生き抜くために:動画見放題サイトから見る未来

アゴラに投稿しました。 フリーの時代を生き抜くために:動画見放題サイトから見る未来 以前から紹介したかったサイトですが、違法かもしれないサイトを紹介するのはどうかと思いました。しかし、CNNのインタビュー記事を読んで、CNNでも記事をしているのな…

アゴラ:仕事だけが人生ではない

自分で言うのもなんだけど、けっこうな雑草人生だと思う。ロンドンに行ったときは銀行口座に20万しかなかったので早急に現地で仕事を見つける必要があった。だから、とりあえずバイト探しに奔走し、ホテルのバーテンダーの仕事をすぐに見つけた。 それから…

アゴラ:自爆スイッチを押さないための処方箋:自己を客観視するということ。

今日ロレーナ先生とのスペイン語のレッスンで、「どうして日本ではそんなに自殺者が多いのか」ということを話した。 自爆スイッチを押さないための処方箋:自己を客観視するということ。 で、アゴラに書いてみたが、きっと本質的なことはもっと根が深く、到…

フェアな関係を築くということ:トップがフェアプレイをする限り、組織は公平になる

ワンズワードオンラインで自他共に認める人気実力ともにナンバーワンであるJOY先生が現在、長期休暇を取っている。(生徒様にご迷惑をおかけして大変申し訳ないと思っていますが、長期休暇後の彼女はさらにパワーアップして帰ってくるかと思いますので楽しみ…

語学習得のための残酷な事実について

最近、イギリス人やオーストラリア人とブエノスアイレスで会う機会があり、彼らの共通しているスペイン語の学び方が、「一日最低4時間、ときには6時間から7時間ぐらい語学学校で勉強する」という学習スタイルということを知った。 そんな彼らと話すたびに…

アゴラ:グローバルで通用する人材の作り方:日本サッカーを見よ!

仕事がら、学校の先生たちをよく知っている。彼らの多くは現場でよく頑張って、創意工夫を凝らして授業をしている。(もちろん、なかにはどうしようもない人たちもいるけど、そういう人たちとはなるべく付き合わないようにしている) それでも、限界がある。…

仲間と社会貢献について:嘘くさいほんとの話について

ワンズワードでは、定期的に先生たちに集まってもらって、色々と催しものをしている。普段は皆さん自宅勤務ということもあり、顔を合わせることはないので、このような機会を通じてなるべくお互いを知っておいてもらいたいと思っている。 やはり一度でも実際…

旅と人生について:目的ではなく手段であるということ

ブエノスアイレスに来てからもう何度も訊かれるが質問が「どうしてブエノスアイレスに来たのか?」という質問だが、未だにうまく答えられない。 そこに山があるから・・・・・と同じニュアンスでたまたまブエノスアイレスと思いついたので、住み着いたまでだ…

人を信頼するということとは:ワンズワード流の育て方

来年、3月下旬にEgo Ugan三姉妹を日本に呼ぶつもりだ。本来はもっと早い時期に呼ぶ予定だったが震災の影響などもあり少し遅らせた。 JOY先生を日本で呼んでからもう丸一年経つが、今後定期的に先生たちを日本で呼んで、生徒様と交流してもらいたいと思って…

生きているあいだにできること:たくさんの過ちとたくさんの幸せ

人生において、一番大事なことはなんだろう? と訊くと、たいていの人は「家族、子供」などと答えるが実際はその時間のほとんどを仕事に費やしている。そうして、多くの場合は好きでもない仕事に多くの時間を費やしているのが現状だ。 そんな仕事は辞めてし…

経営するということについて:スペイン語オンラインスクールの将来性

最近、スペイン語の勉強がダレてきたので心機一転するために、今日初めて新しい先生のレッスンを受けてきた。彼もまたマテアス先生といい、これで男はマテアス先生二人、あとはメルセデス先生、姉のロレーナ先生からレッスン受けることになった。 合計4人の…

プロとは:ワンズワード流の教え方

「だから、どうした!」と言われそうだが、もうかれこれテニスを始めて7年近く過ぎた。30歳を過ぎた頃から始めて、せいぜい週1,2回プレイするのがやっとだから、たいして下手でもなく上手くもないというレベルだ。 いわゆる趣味というやつだ。 「30…

無駄をそぎ落とし、実を取る選択をするために出来ること。

ドイツの文豪ゲーテは「ローマは一個の世界であって、それを通暁するのには、まず数年を必要とする。だから、通り一遍の見物をして立ち去ってゆく旅行者を見ると、かえって羨ましいくらいだ」とその著書である「イタリア紀行」で語り、ゲーテは実際2年ほど…

けっして諦めないことの大切さ:ことばを覚えるということ。

最近、スペイン語に対しての熱も若干冷め始めている。約半年間、根詰めて勉強して、結局この程度かという落胆から来ていることは自覚している。もちろん、それぐらいは十分に予測していたことだが、実際にずっと自分の語学力が足踏み状態だと、嫌になる。 初…

アゴラ掲載記事:ノマドという時代の大きな波について:ジョブズの伝記を読んで感じたこと

人間は感情的な動物である。 そして、物事を成就する・・・・もっと砕けた言い方をすると、仕事を前に進めたり、物事を前に進めたりするためには、その感情を抑えるか、爆発させるか二通りの方法がある。 スティーブ・ジョブズの仕事のやり方はもちろん後者…

経験をアウトプットするために:オンラインでの語学習得について

今日のロレーナ先生のレッスンはずっとビジネスの相談だった。以前も「オンラインスペイン語スクール」を一緒に立ち上げようと相談されたが、あまり乗る気ではなかったので色々とアドバイスだけをしたら、今度は生徒のアメリカ人と一緒に立ち上げるという。 …

言いたいことがあるから、話せるようになるということ:語学習得の近道

今日は朝10時からメルセデス先生(30歳・女性)のレッスン2時間、それからお昼ごはんを食べて、マテアス先生(26歳・男性)のレッスンを2時間受けてきた。 マンツーマンのレッスン各2時間の合計4時間のダブルヘッダーだ。 特にマテアス先生とのレ…

現実を見つめて自分の頭で判断するということ:明るい未来に向けて

今日のマテアス先生とのレッスンでは「アルゼンチンの財政破綻について」に色々と訊いた。(詳しくはリンク先の記事をお読みください) アルゼンチンの財政破綻と日本に起こる財政破綻をよく比較する人がいるが、それまでの経緯と経済規模を考えると、似ても…

英語によるコミュケーション術:咄嗟に英語が出てこない人たちのために

人はよく英語を話すときは、英語で考えろと言う。 それが最初から出来ていたら苦労はしない。 だが、ある程度勉強して、英語の文法や日常的によく使う語彙を暗記していても、どうしても咄嗟に英語が出てこない人たちは非常に多い。(自分もスペイン語を習い…

初心忘れべからず:リスクを取って生きるということ。

人はよく「初心忘れべからず」と言う。 しかし、それはとても難しい。特に年を取れば取るほど、難しくなってしまう。 なぜなら年を取れば取るほど、周囲の環境に慣れ、自分自身の存在にも慣れ、また自分の人生の可能性にも慣れてしまう。いつのまにか、物知…

神は細部に宿る:食欲から導き出されたひとつの真理

僕は自慢ではないが、ものすごくおいしいレストランを探し出すのが得意だ。もちろん、誰にだっておいしいレストランとまずいレストランくらいは見分けられるとは思う。まずいレストランをちょっと覗くと、閑古鳥が鳴っているし、店の雰囲気がなんとなくいけ…

日本人が忘れがちなもてなす心:豆腐屋さんのコロッケ

子供の頃、豆腐屋の親父さんが来るのが待ち遠しかった。 自分が生まれ育ったのは京都の嵐山というところで、今でこそ観光地としての地位を確保しているが、当時はバブル前で、家の前にはガレージとは名ばかりの砂利地があり、その先には雑草が生え茂っている…

去る者は追わず、来るものは拒まず:そして笑って死ぬということ

日本から友人が来て、一週間滞在して、そして日本へと帰っていった。もう10年もの付き合いなので、お互い長い付き合いなのだが、今会ってもそれなりに新鮮な発見があって面白かった。 とある年上の知り合いが「僕は自分と同世代の人間とはあまり付き合わな…

調子をこかないことの大切さ:言語を学習するために必要なこと

日本から友人がブエノスアイレスに遊びに来ているので、また改めてサンテルモの骨董市や、そのほかの観光名所を回っている。しかし、それでも仕事は続き、人生も続く。このようなときについおろそかになってしまうのが語学学習だ。 ぶっちゃけ、どのようなと…

スティーブ・ジョブズという人生:死を受け入れる勇気

僕はオチがない話が嫌いだ。 人の話を聞いていて、結局オチがないと分かると、思わず突っ込んでしまう。人からは毒舌とも言われるが、どう思われようが、人の時間を割いてまで話をする代わりには、せめてオチがある話をして欲しいと思う。 ただ人生は残酷で…

人間は結局、感情的に物事を判断するということ:サンティアゴとブエノスアイレス

今日がチリ最後の日だ。 結局、サンティアゴに一週間ぐらい滞在してしまった。日本からチリに来て、サンティアゴに驚くことはそれほどないかもしれないが、ブエノスアイレスに半年滞在してから来ると、サンティアゴには驚きの連続だった。 上記はサンティア…

ワンズワードオンラインが250名を達成したことへの雑感

震災の影響や乱立するオンライン英会話スクールのせいか、ワンズワードオンラインの成長率も以前ほどの勢いはなくなってはいるが、それでも先日ようやく登録している生徒様は250名を超えた。 まだまだ小規模だし、これからもどうなっていくか分からないが…