Keep My Word

旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

2014-01-01から1年間の記事一覧

2014年と2015年の狭間の夜に。

今日は一年の最後の日、大晦日だ。 4年ぶりに日本で年末年始を過ごすことにした。 3年連続でブエノスアイレスで騒がしい真夏の年末年始を過ごしたので、久しぶりに一年の終わりをひしひしと感じている。 来年の今頃、どこでなにをしているのだろうか?

ラテン音楽と過ごす日々について

ラテン音楽はやはりとても陽気な音楽だ。 気怠い日曜日とどこまでもポジティブなムッシュ・ペリネの音楽について ムッシュ・ペリネのライブに行ってから、ラテン音楽ブームが我が家にやってきて、毎日ラテン音楽を聴いている。スペイン語の曲は英語の曲のよ…

ありのままの自分で幸せであることと経済発展について

2014年ももうすぐ終わりだ。 今年の新年はブエノスアイレスで迎え、それから2月にメキシコシティへと舞い戻り、また3月末には日本に一時帰国、そこから香港、フィリピンへ赴き、それからまた5月にメキシコシティへと戻った。

向上心と反比例する幸福度とラテンの人々について

日本人は謙虚さが美徳だと思っている。 しかし、この広い世界に「謙虚さ」を美徳だと思っている民族がほかにいるのだろうか? ここラテンの国で謙虚な人間に会うことなどほぼない。 みんななぜか自信満々だ。何をするにも、「おれ最高、わたし最高」だと思っ…

円安とこれからの成長について:メキシコにて

天皇誕生日祝賀レセプションというものに出席してきた。 もちろん、別に遊びに行ってきたわけではなく、企業展示が出来るというので、それに参加してきたのだ。 企業展示の机の配置は左隣はNHK、右隣はJALという日本人ならば誰も知っている会社に囲まれて、…

リーダーに必要なビジョンについて考えてみた:衆議院の解散について

衆議院が解散した。 【速報・書き起こし】公示日の0時に合わせ、各党代表がネット上で「第一声」 このなんとも胸に響かない各党代表たちの声。 目先の議席の獲得にしか興味がなく、その先の日本のあるべき姿に語っている政治家は一人もいない。

気怠い日曜日とどこまでもポジティブなムッシュ・ペリネの音楽について

気怠い日曜日の午後。 特にラテンの国の日曜日は多くのレストラン、バーが閉まり、閑散としている。 よって、人通りも少なくなるので犯罪率も劇的に上がる。 そんなとある日曜日にメキシコ人の友人から「スウィングとかジャズとかミックスしたコロンビアのバ…

教育の未来と言語習得について

東京外国語大学が新しい言語を学ぶ大学生を対象にしたインターネット学習教材を無料で公開した。

人口5%のなかで:ソーシャルビジネスという考え方

メキシコ人にとって、「デジタルマーケティング」や「ソーシャルメディア」というものは新しいらしく、ウキウキした感じで「ツイッター知ってる?」とか訊いてくる。そして、毎月8000ペソ(約7万円)払えば、一日10ツイートして、さらにはフェースブ…

スクリーンショットに囲まれて:メキシコシティにて

10月中にサイトのデザインをリニューアルする予定だったのが、大幅に遅れている。 毎日スクリーンショットを取って、ペイントツールでそれにコメントも書き、そしてそれをエクセルファイルに貼り付けて、さらにそこにもコメントを書く毎日だ。それでも、イ…

誰も相手の立場なんて考えないラテンの国からこんにちは。

メキシコシティでは、よくスターバックスで仕事をしている。ソファは座り心地がいいし、なにしろWIFIが安定しているからだ。 そんな話をメキシコ人の知人に言うと、「スターバックスなんて高いだけだ。もっとほかに良いカフェがあるし、そこのコーヒーはもっ…

外国人であることのメリット:メキシコ・シティにて

「今日、何時に仕事終わる?」 「今日はちょっと遅くなるかも・・・・10時くらいかな」 「わかった、じゃあいつものバーに10時で」

世界を変えるたったひとつの方法:植松努氏の講演

ブエノスアイレスに住んでいた頃に知り合ったスウェーデン人が、少し馬鹿にしたように「アメリカ人は必ずNEXT BIG THING(ビックな成功)を狙う」と言っていたのを思い出した。そして、続けて「彼らだけだよ、いつもそんなことばかり言っているのは」と言っ…

正しいものが勝つのではなく、勝ったものが正しい:DMM英会話の戦略

思えば、5年ほど前にオンライン英会話スクール「ワンズワードオンライン」を始めた時は、プレイヤーは少なかったし、それほどの脅威は感じていなかった。だいたいイケていないウェブサイトが大半だったし、英語教育に関しても素人ばかりだったからだ。

悪意のガンガーカウンターとSMバー:人は平気で嘘をつく

世の中には、「絶対悪」というものが存在する。 だが、彼らがこの世の中を特に悪くしているとは思わない。 きっと、その周りにいる人たちが、彼らと戦うことなく、彼らに付け込まれて、自分の良心を手放してしまうから、世の中の歯車は少しづつ狂っていくの…

クラウドソーシングの正しい使い方:身近な他人よりも赤の他人

クラウドソーシングを使い始めてから、約2年になる。 クラウドソーシングとは(英語: en:crowdsourcing)は、不特定多数の人の寄与を募り、必要とするサービス、アイデア、またはコンテンツを取得するプロセスである。 上記の定義に、本来ならば「世界中か…

三池監督から見る日本の変態的世界:ラテンの国にて

20年前は北野武だった。 当時、ロンドンに住んでいたが、ベネチア国際映画祭で金獅子賞を取った「HANABI」はロンドンを席巻し、批評家はもちろん、身近な友人までもが絶賛していた。 それから20年が経ち、ここメキシコで時々日本映画の話になる。 彼らの…

真のおもてなしを求めて:到達すべき英語のレベルについて

先日、メキシコ人に「もう何年も英語を勉強しているけど、全く話せるようにはならない。でも、よく文法なん勉強しなくても、英語を聞くだけで覚えることが出来るというけど、本当か?」と訊かれた。 そんなわけないだろう。 まずは文法をきちんと学び、そし…

3ヶ月以内に達成可能な目標を持って語学学習を行うべし

語学学習において最も重要なのは適度な負荷をかけることである。 そして、これが一番難しい。 自慢ではないが、イタリア語学習はすでに暗礁に乗り上げている。 30分のオンラインレッスンを一ヶ月続けて、なんとなくイタリア人先生相手には片言のイタリア語…

ノーベル賞と企業経営から人のプライドについて考える

中村修二氏がノーベル賞を受賞した。 じつは10年近く前に、中村氏の写真をとある雑誌のため撮影したことがある。

ヨーロッパで起こった本当にあった怖い話:格安航空会社編

これはとある背の高い日本人の話だ。 もちろん、すべて実話だ。 彼は世界46カ国を旅歩き、イギリスに合計約4年近く、それにブエノスアイレスにも2年住んだ経験もある。英語はもちろん、スペイン語も流暢に話す海外経験豊かな日本人だ。

人を採用する難しさとスカイプでの面接について

現在、先生の雇用と平行して、先生たちをモニターするアドミン業務を行う人選も進めている。 仕事内容的には、毎時間ごとに先生がきちんとレッスンを実施しているか確認し、また先生からネット回線の都合などでレッスンが行えない場合は、代講の先生や振替レ…

日本人が英語が苦手なんて幻想だ:ビジネスで使うための英語とは(アゴラ)

今、イタリアのシチリア島カターニアにいます。 毎日、パスタ三昧な日々ですが、メキシコにいるときにitalkiで見つけたイタリア語の先生に1ヶ月ほどイタリア語を習っていました。毎日30分だけのオンラインでの会話でしたが、けっこうスパルタな先生だった…

フラットな世界で生き残るためにできること:アゴラ

シチリア島のとある港町にて。トリップアドバイザーでとある日本人の方の現地レストランに対するコメントが「白人家族にたいしては親切なのに・・・アジア人のことは嫌いのような気がする」と書かれた店に行ってみた。

イタリア的な幸福のあり方について:ファヴィニャーナ島より

シチリアの喧騒を逃れて、トラーパニというところに三泊し、それからファヴィニャーナ島というところに来た。イタリア、特にシチリアに来て思うのは中年のオヤジたちが元気なことだ。そして、彼らはとてもオシャレである。

ビジョンと責任の狭間で:Beejay先生の退職について

創業からワンズワードオンラインに勤務してくれたBeejay先生が退職した。 そもそも、妹であるKaye先生が退職したのも、Beejay先生が「日本に働く」ことを彼女に薦めたからだ。 だから、彼女も無事、日本で就職して働けるようになったことが素直は嬉しい。 (…

イタリアンナイト:シチリア島、パレルモにて

シチリア島のパレルモで床屋に行った。 いきなりバリカンでカッパ頭にされて、どうなるかと思ったが、そのウデはブエノスアイレス滞在中に行っているマシンガントークのアルゼンチン人、さらにメキシコシティの美容室で働いている21歳のゲイのメキシコ人よ…

フレデリックとイタリアとブエノスアイレス

イタリア人のフレデリックとはメキシコシティで出会った。 何回も二人でメキシコシティの夜を徘徊したし、週末になるとどちらかともなく連絡を取って、一緒に出かけた。そんな仲だ。だが、自分が日本に帰国しているあいだに、彼は故郷のローマへと帰ってしま…

ローマへと:イタリアンマスターを目指して

今日はウィーンからローマへと向う。 ウィーンには5日間ほどいた。さすがに世界一暮らしやすい街にも選ばれたことがあるだけに、生活レベルは高い。

そうして、そのときが来るまでに:音楽の都ウィーンにて

ロンドン、ウェールズ、それにまたロンドン、そしてブダペスト。それから雨が続いた二日間をスロバキアのブラスティラバで過ごし、今日オーストリアのウィーンに到着した。