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旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

46歳バツイチおじさんの英語学習について

あまりに面白いので、シェア。

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46歳のバツイチおじさんが世界一周の旅に出る理由 【第1話】

自分の英語力のなさを韓国で痛感してセブ島留学する話は秀逸だ。そして、そこで死ぬほど一ヶ月勉強してもレベルアップはならずという・・・・・やはり、どんなに毎日死ぬほど勉強しても上達を実感するには3ヶ月ほどかかるのではないだろうか。 (バツイチおじさんは結局滞在を延ばして2ヶ月滞在するが、あと一ヶ月あればきっとコミュニケーション能力も格段にあがったのではと思われるので、非常に惜しい。)

英語学習には目的意識が非常に大事だが、その点「花嫁探し」という最終的な目的があり、短気的な目的としてそこらへんの世界の美女を口説くのはある意味正しいとは思う。

どんなに勉強しても、アウトプットをしないと英語を身につけることはできない。 書いて書いて単語を覚えて、それを音読して会話に繋げていくという地道な作業が必要だ。

個人的に、このおじさんが本当にすごいと思うのは、語学学校初日に自分のことをバカ呼ばわりした韓国人男性に対して、めげずに毎日笑顔で挨拶し、毎日ひたすら無視されてもそれを続けて最終的に仲良くなるというくだりだ。

すごすぎる。 こんな強靭なメンタルの持ち主は世界中どこいっても生き抜いていけるだろう。

語学学校はスポーツの世界と一緒で、「英語ができるやつ」が一番偉い。

だから、できないやつはバカにされたり軽蔑されたりするが、その中でもきっちりと自分の役回りを考えて、語学力がなくてもある一定のボジションを築けるのは、それまでの人生の努力の結晶だと思う。 (女性は語学力がなくても可愛ければチヤホヤされるけどね・・・・それで調子に乗って結局たいした英語が身につけられないまま帰国する女性もけっこういたりするわけで・・・因果応報だ)

格安系のオンライン英会話スクール受講生のなかには、フィリピン人女性を口説くことに命をかけている輩もいて、実際に現地に会いにいくツワモノもいるらしい。

最終的に困窮邦人として放り出されないことを祈るばかりだ。

英語学習の目的は「外国人と英語でコミュニケーションを成立させる」ことであるべきだと思うので、その目的としてバツイチおじさんのように異性目当てで英語学習をするのはそれほど悪くないと思う。むしろ、TOECで高得点を取ることだけを目標に勉強するよりは、よほど人間的に健全だと思う。

連載はまだ続いているので、最終的には外国人と結婚して、大団円を迎えて欲しいと思う。