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旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

イ・ビョンホンの英語、それにWorld Englishes!

来月から「100万人の英語」というサイトでコラムを連載することになった。当初は「英語と社会貢献」というかたい内容での連載を考えていたが、それも面白くないと思い、「World Englishes!」と題して世界各国の英語事情を書き綴ろうかと思っている。

世界26カ国回ったので、単純に考えれば26個のコラムは書けるはずだが、いささか心もとない。「ブラジルの英語事情」なんてことにどれだけの人が興味を持つのか疑問だ。

ネタが尽きれば、フィリピンの先生方の協力を仰いで現地で取材してもらい、英語と日本語のコラム連載という手もあるなと思っている。とくにうちが提携しているNGO団体「REAL LIFE FOUNDATION」の活動などはなんらかのタイミングで紹介したいと思っている。

時々、英語教育の関係者と話す機会があるのだが、よく言われるのは「発音」に関してだ。多くの人が完璧な発音で英語を話さないといけないという脅迫観念にいまだにつきまとわれているらしい。では、そもそも「完璧な発音の英語とは?」と問いたい。

例えば、われわれがクイーンズイングリッシュともてはやすイギリス英語も、実際はイングランドスコットランドウェールズ北アイルランドという国に分れており、各国、各地方によって発音も異なる。もちろん、上流階級の人たちは一定のアクセントで英語を話すが、外国人がそんなアクセントで英語を話したら、阿呆かと思われるがオチだ。

きっとそういう現状がよく伝わっていないから、これほどまでに発音どうこうという考え方が蔓延するのだろう。世の中には綺麗な英語を話す人達は圧倒的な少数派だということを理解すれば、もう少しは英語が身近に感じられるのではないだろうか。

ちなみにイ・ビョンホンもかなり癖のある英語を話していましたよ。
もちろん、僕も人のことを言えた義理ではないけど。

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