メリークリスマス!
特にクリスチャンでもなんでもないが、日本人であるならば、誰でもなんとなくクリスマスを祝う習慣があるかと思う。
我が家もイエス・キリストの誕生を祝うというよりは、「ご馳走を食べる」機会として活用している。今回その対象として選ばれたのは、ターキー(七面鳥)だ。
まずターキーをどこで手に入れるかだが、自分の場合はホライズン・ファームさん一択だった。
放牧 ターキー 七面鳥 丸鶏 ニュージーランド産 (3.2kg)www.horizonfarms.jp
安心安全のターキーだ。届いたターキーの重量感をみて眩暈がしたが、成せばなると思い、どのように料理をするのか色々とレシピを見てみた。問題はターキーはパサつきやすいので、どのようにジューシーさを出していくかだと思った。
そこでソミュール液に1日漬けるということを学んだ。まずは二日前に冷凍庫から取り出し、冷蔵庫に移す。そして、それをソミュール液につけて1日寝かせる。ソミュール液とは塩水にハーブを加えたものだ。1日経ってみると我が家のターキーさんは随分このハーブの塩水を吸ったらしく、1リットルくらいの水が結構なくなっていた。
(ソミュール液から取り出して、水でよく洗った状態のターキーさん・・・・ワイルドだねえ。)
パサつき防止にはオリーブオイルかハーブバターを塗るのだが、ここはやはりハーブバターを塗ることにした。(ハーブには生のローズマリーとセージを使用。)
1回塗った後にどうやらニンニクすりおろしを3個ほど入れると美味しいというレシピを見つけた。念には念をということで、もう一度ハーブバターにニンニクすりおろしを入れて、ターキーさんの全身に塗りたくった。
またターキーの中にスタッフングを入れると生焼けの原因になるというあるので、りんごを入れてジューシーさを出すというレシピを発見した。これだ!と思い中には切ったりんご1個詰め込んだ。
そして、ここでようやく我が家の秘密兵器であるヘルシオ先生の登場だ。「おくだけグリル」というものに惹かれて買ったはいいが、あまりその機能は使っていない。
ウォーターオーブンを使って瑞々しさを保ったまま、置くだけでグリルってくれるという魔法のような機能!そんな素晴らしい機能を持ったヘルシオ先生の通常業務といえば、冷凍ご飯→解凍、冷凍ご飯→解凍の無限ループ。
ヘルシオ先生のポテンシャルの1%も発揮できていない。
一時期、これではダメだと思いオーブン料理を上記のように連日作ったが、やはり飽きる。日本人にはチーズやマカロニよりも、米と味噌汁だろう。そしてまたヘルシオ先生の冷凍ご飯→解凍の無限ループが始まった。
そこで今回はこの巨体のターキーさんでヘルシオ先生のポテンシャルを思う存分に発揮してもらおうという企画です。(まあ、こっちはボタン押すだけで、あとはヘルシオ先生に丸投げできますしね。)
ハーブバターを塗ったくって、ヘルシオ先生に突っ込んでみました。見たところギリギリです。ちなみにシャープの公式ではターキーの丸焼きをヘルシオでする場合は2キロまでと記載されておりました。公式がダメならば、非公式だ!ということで無理やり入れてみたぜ!
そして、このおくだけグリルのいいところは、おけば勝手にヘルシオ先生が加熱時間を計算してくれるとことです。しかし、1回目でヘルシオ先生が出した回答がこちらです。
流石に3キロの巨体をいくらヘルシオ先生でも17分ちょいという数字はどうかと・・・・案の定、この後2回ほどおくだけグリルボタンを押しました。
ターキーさんをグリった後は、野菜さんたちをグリルし、完成と相成りました。今回はグレイビーソースを醤油とソースとケチャップ、バター半個、それにターキーさんの肉汁をたっぷりと使って作りました。
生まれて初めて、ターキーさんを丸焼きにしたが、その生命力の強さを本当に感じることができました。狩に行って、獲ってきたかのような錯覚になるほど、その生命力を感じることができる貴重な機会でした。
今回の作戦はヘルシオ先生ありきでしたが、ない場合はアルミホイルで巻くなど工夫が必要かと。
しかしながら三日がかりのターキーさんの丸焼き・・・・せいぜい1年に1回でしょうね。それでは、良いお年をお迎えください。