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旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

オンライン日本語スクール始めました:石橋は叩かず渡れ!

気がついたら、アルゼンチンがデフォルトしていた。

個人的にはそれどころではなく、メキシコ現地の日本企業にオンライン英会話スクール、オンラインスペイン語スクール、それに日本企業に勤務するメキシコ人社員相手にオンライン日本語スクールを売り込むために忙しい。

 

aprender japonés

ブエノスアイレス在住の日本人をすでに1人雇用した。(ご協力感謝します!) 随時、これからも継続的に日本人講師を雇用していく予定だ。

そして、メキシコ人のスペイン語教師も1人採用し、来週中にはスタートしてもらう予定だ。アベノミクスではないが、打てる矢があれば次々と打っていく予定である。ここメキシコは今だインターネットで検索して何かを探す文化は定着していないので、メキシコにいる日本企業相手という分かりやすいターゲットに絞ったほうが営業活動としては実りあるものになると思っている。

営業用のチラシひとつ印刷するにしてもネットで探すよりは知り合いのツテをたどったほうが早い。そして、さらに見積もりやら支払いなどはすべてアナログなので、いちいち時間がかかってしまう。気長に取り組んでいくしかないだろう。 (ちなみにチラシ印刷は日本の三倍近くする・・・・日本から郵送したほうが安上がりかもしれない)

メキシコ人の友人の好意で無料で雑誌にも広告を掲載してもらい、さらには別の雑誌にはインタビュー記事まで掲載してもらったが、全く手応えはない。

aprender inglés

こうなれば、人力で営業するしかない。 (ただで雑誌に掲載してもらい、さらに勝手に広告までデザインしてもらうなんてことは日本では起こりえない現象だけど)

アルゼンチン人のデザイナーに依頼して、オンライン日本語スクールのサイトデザインを現在行っている。そして、ボリビア人には英文の契約書を書いてもらい、モロッコ人にはバナーデザインを依頼した。そうして、フィリピン人、アメリカ人、メキシコ人、それに日本人が語学を教えるという中々もって小規模なグローバル企業と化している。

1人でグローバル企業を運営する方法という本でも出したほうが、儲かるのかもしれない。

ただ、これからのことはとても楽観的に考えている。社内の体制もしっかりと整え、これからは打って出ていくときだ。多少時間がかかるかもしれないが、やりがいはあると思っている。ほんのつい最近まではスペイン語や日本語をオンラインで教えることなんて考えもしなかった。だが、今は違う。

石橋は叩いて渡れということわざがあるが、この現代社会では叩く前にとっとと渡るほうが正解だ。それ以前に石橋を作る暇があれば、木でもなんでもいいので、ありもので作って渡ったほうがいい。とにかく早く渡り、その結果を見て、次の行動に移したほうが結果は出るのだろう。

もちろん、リソースには限りがあるので、持てる能力を最大限に活かせる場所で勝負することが得策だ。 ここメキシコで、一勝負賭けてみたいと思っている。