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旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

タンゴとブダペスト

ブダペストには結局、一週間もいることになった。 そして、お気に入りのヨーロッパの街のひとつとなった。自分のなかでは、去年行ったポルトガルのリスボンを彷彿とされる街だ。

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同じように観光資源がとても豊富で、食べ物もおいしい。それに物価がほかのヨーロッパの都市と較べて、はるかに安い。それに英語がどこでも通用する。これには少し驚いた。完全に日本は後れを取っている。レストランでも駅でも、観光客が行くようなところでは英語が通じる。そんな国になって初めて観光立国になれるのだろう。

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国の政策によるものなのかもしれないが、少しネットで調べたら、やはりEUに加盟してから外国語教育がより盛んになっているらしい。

ハンガリーの早期外国語教育

それでも老若男女問わず、英語を話せることを考えると教育に対する考え方が違うのかもしれない。特にメキシコやアルゼンチンなどの中南米、南米の国は教育にお金をかけない。先生の給料なんて雀の涙だ。そのあたりが、ラテンの国々の発展の鍵を握っているのかもしれない。

明日はスロバキアのブラチスラバに向う。 そして、それからオーストリアのウィーンへと行く予定だ。どの国も初めて行く国ばかりでこれからが楽しみだ。

ブダペストではラーメンを食べて、温泉に入り、そして毎日タンゴを踊った。

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ブエノスアイレスのミロンガに較べて、ブダペストのミロンガはとてもよくオーガナイズされており、また非常に熱心にタンゴを踊る人々だ。アルゼンチンの人たちはなんて幸せなんだろうか。こんな遠く離れた東欧の国でも自国が生み出したタンゴという踊りが、これほどまでに浸透しているなんて。

また来年の今頃、この土地に戻ってきて彼らと一緒にタンゴを踊れたら素敵なことだ。 それを楽しみにこの一年、頑張ってみよう。