柳沢や高原は素晴らしい才能を持った選手だと思う。 ゴールを決めること以外の仕事では、ロナウドよりも能力はある。
でも、その肝心のゴールという結果だけで評価されるポジションがフォワードだ。
国民性といったら仕方がないのかもしれないが、シュートという責任を取るのが彼らは恐れているように見える。
ロナウドやアドリアーノなんて、柳沢のように色々な可能性を吟味して最善の選択する、なんてことをゴール前で考えていない。
彼らはゴール前では、自分がゴールするという強い意志以外なにもない。あわよくば味方のボールを奪ってでも、シュートしてゴールするのが彼らのメンタリティだ。
クロアチアには勝つしかなくなった。でも案外こういう状況のほうが日本の選手は吹っ切れるかもしれない。
アジアカップの再現は難しいかもしれないが、逆境に強いのが今の日本のチームだ。負けず嫌いのジーコだから、次のゲームにはなんらかのショック療法を仕掛けてくるだろう。
ツートップ総入れ替えぐらいのことはしてもいいと思う。どうせ後がないなら、巻を入れてガムシャラに前へと進んで欲しい。