今は、メルセデス先生と動詞の活用と接続法の勉強のほかに、週2でマテアス先生とテキストを使って、固有名詞を覚える勉強をしている。そのテキストは元はスペインの出版社が作ったテキストなのだが、アルゼンチン用にデフォルメされて、ここブエノスアイレスでよく使う表現がたくさん載っていて非常にためになる。
そのテキストはワンズワードオンラインでもレベル評価として採用しているCEFR(セファール)に準拠しており、レベルはA2(初級者)だ。具体的にどの程度のレベルかと言うと下記になる。
スピーキングに関して
単純な日常の仕事の中で,情報の直接のやり取りが必要ならば,身近な話題や活動について話し合いができる。通常は会話を続けて行くだけの理解力はないのだが,短い社交的なやり取りをすることはできる。
話す内容:家族,周囲の人々,居住条件,学歴,職歴を簡単な言葉で一連の語句や文を使って説明できる。
(詳しくは弊社ページをご覧ください)
ちなみに全くの初心者から、その次のレベルであるA1(入門レベル)になるまでには90時間かかり、そしてA1からA2になるにはさらに90時間かかるのが目安とされている。そして、その上のレベルであるB1(中級レベル)になるにはさらに150時間かかるとされる・・・・・長い。
スペイン語を習い初めて約5ヶ月なので、単純計算すると200時間程度(一日2時間×週5回)になるので、だいたい目安どおりだと思う。(ただ英語をすでにある程度習得していたので、これだけの時間で済んでいる)
このまま順調にいくと、あと半年くらいでB1レベルにはなると思うが、おそらくその先にいくにはあともう1年くらいはかかるのではと思っている。
英語でも2年も語学学校に通ったので、英語よりもさらに複雑な言語であるスペイン語だと、おそらくもっとかかるのではと戦々恐々としている。とくに問題となるのは、ここブエノスアイレスの人たちはスラングを多用するので、それを聞き取り理解するのは並大抵のことではないと思っている。
ただ気長にいこうと思っている。
あせってもどうにもなるものではないし、日々の努力が目に見える成果となるには途方もない時間がかかる。5ヶ月前はスペイン語といえば、「HOLA!(こんにちは)」しか知らなかったことを考えると、たしかに上達していると実感出来る。
英語を習得することを目標とする場合、現地(アメリカやイギリスなど)に住んでいる場合を除けば、ノンネイティブスピーカーと話す機会のほうが圧倒的に多い。だから、それほどその国の特有の言い回しなどは気にせずに、「通じる英語」の習得を心がければいいと思う。
しかし、ブエノスアイレスでスペイン語を習っている場合、スペイン語を話す機会はアルゼンチン人としかないので、現地に特化したスペイン語(発音、言い回し)を理解しないと、話しが通じない。
難易度の高い課題だが、せっかくなのでアルゼンチン訛りのスペイン語を流暢に話せるようになりたいと思っている。(ちなみに南米では「アルゼンチン訛りのスペイン語」は馬鹿にされることもあるらしいですが、個人的には響きがイタリア語みたいで気に入っています。ブエノスアイレスで知り合ったメキシコ人はブエノスアイレスの人たちがなにを言っているのか半分くらいしか分からないと言っていました・・・・先は長い)