Keep My Word

旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

英語、タンゴ、スペイン語、それにテニスの共通項とは?

一年も終わりに近づいたので、今年一年を振り返ってみたい。

個人的には今年一年一番力を入れたのは、スペイン語の勉強に間違いない。週五回、1回1時間半から2時間のレッスンをこなし、予習復習を伴った宿題をこなした。

結果、あまりストレスを感じることなくスペイン語を話すことが出来るようになった。あとは細かい部分を気をつけて話すことと、より多くの人たちとスペイン語で話すことだと思う。

最近、それも兼ねてミロンガというものに行き始めた。ミロンガとは、アルゼンチン・タンゴを踊る場所のことだ。(ちなみに音楽のジャンルを指す言葉でもあります)

音楽というジャンルは自分が最も苦手とする部分であり、一生縁がないと思っていた分野だが、アルゼンチンに来たのだからという理由でタンゴを始めたのがきっかけで、結構はまり始めた。

タンゴの個人レッスンを取り始めたのはもう1年以上前だが、最初はリズムを取る練習ばかりして、踊ることなんて未来永劫無理だと思っていた。正直、「いつ辞めようか」しか考えていなかったが、ステラ先生という50歳過ぎの小太りの辛抱強い先生を教わり、なんとか続けてこられた。

まだかなりぎこちないが、ほかの人とそれなりに踊れるようになってきたので、あとはひたすら回数をこなすことだと思う。

ただミロンガって残酷だなと思ったのは、ミロンガに行って誘うのは男の方からと決まっており、女性からは誘うことは出来ない。これはかなり残酷だ。よってミロンガに行って一回も踊れない女性もおり、このあいだ知り合ったニュージランド人女性の友人は、一晩中誰からも誘ってもらえず号泣したという・・・・・

またたいていの場合、女性のほうが圧倒的に多いので、男性(ほとんどおっさん、あるいは爺さん)が踊りまくるという珍現象が起こっている。

40歳以下の日本人の外人好きの野郎どもはスペイン語とタンゴにひたすら打ち込めば、ここブエノスアイレスでもてまくるだろう・・・・

上記のビデオを見ると「タンゴって簡単!」と思うかもしれないが、このひとつひとつのステップは非常にクオリティが高く、このレベルに達すれば達人レベルと言えます。よくグループレッスンにもデブで短パン・サンダルという出で立ちで来て、「タンゴなんてくそ簡単だろ!」という雰囲気の北米人が来ますが、たいてい全く踊れずレッスン途中で帰っていきます。(まあ、ぶっちゃけ自分も最初は簡単だと思っていました・・・・甘かった)

語学でもタンゴでもなんでも、やればやるほど奥が深いというのは事の真相だなと。

英語学習でも言語学的才能がないと流暢に話せるようになれないと言い訳している人がいますが、そう思うのであれば、人よりも二倍も三倍も勉強して解決すればいいだけだと思います。

英語、タンゴ、それにスペイン語、またテニスも自分にとってはコミュニケーションツールなので、ツールが増えれば増えるほど、多くの人たちとコミュケーションを取っていけるので、来年も積極的に持っているツールを磨き、またそれを増やす努力はしていきたいと思っている。