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旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

ディエゴ&アルダナ:タンゴの先生のデモを見に行ってきました。

今回は普段タンゴを習っている先生たちが、今週末から開催される世界タンゴ選手権のためにアルゼンチンに来ている。そのうちのひと組がディエゴ&アルダナというペアで、去年のタンゴ世界選手権で3位になって、今年の優勝候補の大本命だ。

 

 

このビデオは彼らの祐天寺にあるスタジオで撮影したものだが、世界的にも有名なダンサーがまさか祐天寺に住んでいるとは誰も思わないだろう。

 

そして、その彼らがミロンガでデモをするというので、早速見に行ってきた。

 

特等席で見たので、せっかくなのでビデオも撮ってみた。(会場は満員御礼で予約がすでいっぱいだったので、彼らに無理に頼んで席を用意してもらった。)

4曲踊ったので、もっと撮ればよかったと後から後悔したが、見ることに集中したかったので1曲だけ撮影した。

その翌日に彼らの家に招待されたので、色々と話してきた。彼らの日本語はとても流暢で、特にディエゴ先生は普通の日本人よりも日本語がうまいかもと思うほどだ。

いわゆるフォトグラフィックメモリーというやつで、日本語を本などで勉強せずに、会話から全て覚えたとのことだ。場面場面に使われている日本語を適宜聞き返して、それで覚えているので、適切な場面で適切な日本語が使えるという。

彼らの家には外国人の友達もいたが、ずっとディエゴ先生は日本語で話していた。きっと本当に日本語で話すのが好きなのだろうなと思ったし、時々「このひと日本人?」と思ってしまうほど、日本人ぽいところがある。

(まあ、でも他の外国人は何言っているか分からないから、どうかとは思うけど・・・・そういうところもディエゴ先生ぽいのでいいのではと思う。)

 

彼らのレッスンを取り始めたのは6、7年前になるが、色々と振り回されたりしているが、それでもまだレッスンは継続はしている。1度などは彼らのスタジオに行ったら二人がいなくて、「今スタジオいるけど、どこにいるの?」と聞いたら、「あ、ごめん。今ロサンジェルス!」ということもあった・・・・その辺は暖かい目で見ないと、良好な関係は継続できない。(フォーエバータンゴというタンゴカンパニーに所属しており、世界中で公演を行っているので、時々日本からいなくなる。その時も公演をロスで行っていた。)

 

その日の夜は、みんなでミロンガに行く予定だったが、結局ワインを飲みすぎて面倒くさくなって結局誰もミロンガに行かなかった。(そもそも彼らの家に行ったのが夜11時で、自分の家に着いたのが夜中2時半だった・・・・完全な夜型生活だ。)

 

タンゴ界の頂点にいる人たちはそれはそれで大変だろうなと思う。他からの妬みや嫉妬もすごいだろうし、適当な人たちに適当なことも言われるだろうし。でも、彼らの踊りは本当に好きだし、今回の世界選手権でもぜひ優勝してほしいと思っている。