Keep My Word

旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

2014年と2015年の狭間の夜に。

今日は一年の最後の日、大晦日だ。 4年ぶりに日本で年末年始を過ごすことにした。

3年連続でブエノスアイレスで騒がしい真夏の年末年始を過ごしたので、久しぶりに一年の終わりをひしひしと感じている。

来年の今頃、どこでなにをしているのだろうか?

今年、様々な決断をしたが、どのひとつ取っても、特に後悔をしている決断はない。だが、もっと早く決断すべきだったことはいくつか思い浮かぶ。多くの人は、「変化」に気付くことは出来る。問題はその変化に沿った決断をいつ出来るかということだ。

人は変わらない。 そんなことを色々なシチュエーションで思い知った一年だった。変わったように見えても、自分自身がその人の本質をきちんと見ていなかっただけだろう。

去年の今頃、まさか自分がこの日本でこのような思考をすることになるとは思っていなかった。 ある意味、期待はずれな部分はある。だが、人生とはそんなものだ。

結局のところ、自分たちに出来るのは、今この瞬間、ベストな瞬間を選びとる努力をするだけであって、それ以外出来る事はあまりない。未来を考えて決断を下すか、それとも現状維持のために決断を下すか・・・・・そんなありきたりな決断は日常生活に溢れている。

人の成功なんて紙一重だし、人の失敗も紙一重だ。そんな脆いものでできている人生にというもの対して、我々はあまりに無頓着だとは思う。すべての人は、何かを生みだすために生まれたのであって、特になにかそれ以外に人生で価値があるものがあるとは思えない。

自分は常に何かを与える側に人間でいたいと思う。

でも、きっとそれは自分の傲慢であり、誰も何も与えてもらう必要なんてないのかもしれない。でも、やはりそれでもどんなことがあっても、自分がベストだと思えるものや人を今後も届けていきたいし、応援していきたい。

そんなことを思った2014年の大晦日の夜だ。