Keep My Word

旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

グッバイ上海&結局カラダナオル。

3月2日に上海から帰国した。翌日から早速、カラダナオルで施術をこなしているが、やはり日本はいい。特に東京ですら上海に比べると空気が澄んでいて綺麗なので、より深くリラックスできる。

 

5日目からは妻も合流して上海とその近郊の水郷の町である「朱家角(ジュージャージャオ」に行ってきた。

 

天気には全く恵まれなかったが、最終日とその前日だけは雨が降らずに観光できた。

天安千樹という奇妙なショッピングセンターに行ったり、東方明珠電視塔に登って景色を眺めたり普通に観光した。

中国人の先生に萊萊小籠というお店を紹介してもらったので、早速行ってみたりもした。

(蟹味噌の小籠包は強烈なインパクトがあった・・・・)

観光をした後に、雨が降る中レッスンに通うのは骨が折れたが、当初から分かっていたことなので、黙々と通い全日程を欠席することなく終了した。

 

最終日にはお別れミロンガあり、レッスンで仲良くなった方々と参加した。マシュー&アメリア先生たちのデモも堪能して、帰路につこうとしたところマシュー先生が小走りで駆け寄ってきた。

ユウキ、最後にもう一回この腕を見てくれ。」ということだった。その3日ぐらい前に左手首に包帯を巻いてレッスンに来たので、「どうしたのか?」と訊いたら左手首を曲げたら痛むということだった。

 

だったら見せてと言ってちょこちょこと治したら、「なんだ、これは!どうして?」となり、それから毎日のように診てあげていた。(施術した後、「もうこれは必要ないな!」と言って包帯を外したのは個人的にはウケました。)

 

ただ、これは最終的にはメンタルの問題もあるので、うちの研修でよく話すエネルギーヴァンパイヤの話をして、自分で自分の身を守る術を説いた。

 

面白かったのは、アメリア先生が「どうしてもっと早く言ってくれなかったの!日本にいる時に教えてくれたらよかったのに!マシューはいつもデモやレッスンをするたびにクタクタになり過ぎて大変なんだから!」と言われたことだ。

 

人に何かを与えるのはいいことだが、与え過ぎると色々と厄介な問題を引き起こす。特にタンゴのように肌の接触や、エネルギーの交流がじかにある場合はとても厄介だ。そうして、身を持ち崩す人たちを大勢見てきた。

 

マシュー先生は人が良すぎる典型だから、その素晴らしいエネルギーをもっと自分のために使って欲しいものだ。彼からは「次はいつ会える?」と聞かれて、彼らを追っかけて行った自分が、今度は追っかけられる身となってしまった・・・・・

 

どこか行くたびに誰かを治している気がするが、気のせいだろうか・・・・次回の旅は、また台北の予定だが、今度は誰を治す羽目に陥るのだろうか今から楽しみだ。