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旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

3ヶ月で完全英語マスター!:国語スイッチの重要性について

昨夜、帰宅途中にアルゼンチンからメールが届いており、今日朝起きた時にそういえばまだその返事をしていなかったと思い出した。

メールの内容はよく覚えていたが、ふと果たしてそれが英語だったのかスペイン語だったのか、思い出せなかった・・・・

 

wired.jp

それで以前読んだ上記記事を思い出した。自分の頭の中には「スペイン語スイッチ」「英語スイッチ」「日本語スイッチ」が存在し、使う言語でいちいちスイッチを切り替えている。だが、実際に認識している言語の意味自体は同じだ。

日本語では「洗濯機」、英語では「washing machine」、スペイン語では「lavadora」と言い方は違うがどれも同じモノを表している。だから、昨日読んだメールの文章は脳はきちんと意味は理解したが、どの言語スイッチを使って、その意味を認識したかまでは把握できていなかったのだろう。

 

そういえば、いつもスペイン語で会話しているペルー人が自分と話すちょっと前まで英語で会話していたせいか、二人きりになってもそのまま英語で会話を続けた。

で、その途中に自然とスペイン語に切り替わっていった・・・・それが果たして意識的か無意識的か知らないが、ちょっと面白いなと思ってしまった。

 

そして、自分の場合、英語もスペイン語も通じない国に行くと、なぜかいつもとっさに出てくる言語はスペイン語だ。本来ならば、母国語である日本語で出てきてもいいと思うのに、100%スペイン語が出てきてしまうのは、なぜかと気にはなる。この間行った台湾でも、ずっとスペイン語が出てきてしまってなんとなくバツの悪い思いをした。(台湾なら日本語のほうがよく通じるのに・・・・)

 

脳科学の研究がもっと進むと、それこそ「3ヶ月で完全英語マスター」なんてことも簡単にできるのだろうなと思う。外国語が身につく秘訣は、きっとこの「国語スイッチ」にあると思う。

 

その切り替えがうまくできる人はけっこう簡単にマルチンガルになるのだろう。そして、スイッチを簡単に切り替えられるようになると、もう何語であるかなんて気にはならなくなるのかしれない。