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旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

秘湯!栃木の温泉寺へと行ってきました。

栃木の温泉寺というのはご存知だろうか?

知る人ぞ知る名湯らしく、秘かな癒しのスポットとして有名らしい。

 

www.rinnoji.or.jp

「日光山温泉寺」(にっこうざんおんせんじ)は、世界遺産「日光山輪王寺」(にっこうざんりんのうじ)の別院です。その歴史は大変古く、日光を開山された「勝道上人」(しょうどうしょうにん)が、延暦7年(788年)にこの温泉を発見し、病苦を救う薬師瑠璃光如来様をお祀りしたのが始まりです。

 

その後薬師信仰のもと、庶民の療養延年の名湯として知られるようになり、江戸時代には、輪王寺宮の直轄寺院としてその名が徐々に広まりました。また当時は、この霊場を管理していた中禅寺上人(ちゅうぜんじしょうにん)と、日光奉行の許可を受けなければ、温泉に入ることができなかったと言われております。

 

現在では、どなた様でも参篭して入浴ができます。全国でも大変珍しい、温泉に入ることのできるお寺でございます。奥日光にお越しの際は、温泉寺のお湯につかり、お薬師様の「健康増進・延命長寿」のご利益を頂いてください。(HPより転載

 

何やら由緒正しき温泉ということは分かる。源泉が60度を超えるので、加水はしているらしいが、温泉濃度がとても高いので、その影響は感じられないとある。(本当かどうかは行ってみないとわからないが・・・・)

 

というわけで、またしてもゆうきくんと栃木の温泉寺へと向かうことにした。当日はゆうきくんは夜7時に成田空港でアルゼンチン人タンゴダンサーをピックアップする予定があるので、早朝スタートとなった。

 

朝8時には家を出てゆうきくんをピックアップしに彼の家近くのコンビニに向かうが、LINEの返信がない。「これは寝坊か!」と思ったが、とりあえずは待ち合わせ場所へと向かった。目的地に着いて10回以上LINEで鳴らしても出ないので、仕方がないので、一人でとりあえず温泉寺へと向かうことにした。

そしたら9時半過ぎにLINEで連絡があり、携帯のバッテリー切れでアラームが鳴らず起きれなかったらしい。途中で合流するとややこしいので、東武日光駅で待ち合わせすることにした。

 

順調に行けば、12:51分に到着するので、それから温泉寺に向かえば、夜の成田空港ピックアップには十分間に合う。翌日は予定を何も入れてなかったので、一人で栃木の温泉でも泊まろうかと思っていた。(ちなみにゆうきくんが寝坊しなければ、温泉寺には11時半には到着していたのだが・・・・)

 

こういう時は不幸が重なるもので、ゆうきくんが乗った特急電車が人身事故で遅れることになり、なんと1時間も遅延するという。当初は大袈裟に見積もっていると思っていたが、実際到着した時間は14時過ぎだった。

(待ち時間は結局2時間もあったので、なんとなく日光散策をしてみた・・・・)

(車でゆったり来る予定が、なんか知らないけど東武日光駅に電車で到着する人。)

 

こうなると時間的には結構タイトだ。しかし、流石にここは有無を言わさず温泉寺へと向かうことにした。日光駅からは車で45分なので、まずは向かう道すがら善後策を練ることにしたわけだ。

 

ただ選択肢的には温泉寺から成田空港へと車で直接向かうのが一番早いので、とりあえずはそうすることにした。件の温泉寺の温泉はそれはもう素晴らしく、十分に満喫できた。(ちなみに滞在時間は20分ほど・・・・・)

(素晴らしい紅葉だったが、もはや楽しむ余裕はなく、とっとと成田空港へと向かうことになった・・・・)

 

温泉寺の温泉に浸かって体はぽかぽかしながら、一路成田空港へと向かった。19時までは着けば良かったので、ギリギリ間に合う算段だった。そして、実際渋滞にも巻き込まれず、時間通りに成田空港へと到着した。

 

当初はアルゼンチン人タンゴダンサーを乗せて、彼らを宿泊先である高田馬場まで送ることを考えていた。

 

しかし夫婦プラス子供1人、さらにベビーシッター1人、さらにスーツケースが7、8個もあるので諦めざるを得なかった。タクシーでも彼らと彼らの大荷物を運ぶのは無理なので、後部座席に彼らの大量のスーツケースを載せて、高田馬場まで運ぶことにし、彼ら自身は電車で高田馬場まで向かってもらうことにした。(幸い、日本に何回も来ており、日本語もペラペラだったので、安心して電車に乗せることができた。)

 

荷物運搬要員として助手先にはゆうきくんが乗り、高田馬場に向かうこととなった。こうなると乗りかかった船なので、最後まで仕事を全うすることにした。(本来、二人にとって休みのはずだったのだが・・・・)

 

無事、高田馬場に着いて荷物を下ろし、車も停めて、二人でしゃぶしゃぶを食べて解散した。家に帰ったのは23時過ぎていたが、「いやー、今日は車でよく走った。200キロくらいは走ったかも」と妻に言ったが、実際はもっと走っていた。

 

うっかり気づかず、500キロ以上も走破していた。ただ温泉寺から成田空港まではノンストップだったが、それ以外は休憩をきちんと入れていたので、それほど苦にはならなかった。やはりドライブするときは90分ごとぐらいに休憩をするのが、一番体の負担が少ないのだろう。

 

走破した場所の地図を見ると、実際何をしたいのかよくわからない地図となった。これまでに栃木の山奥にある温泉寺から、成田空港まで直接行った間抜けな人間はどれほどいるのだろうか?本来であれば中禅寺湖の素晴らしい大自然を満喫すべきところだったが、致し方ない。

今の時期の中禅寺湖周辺は紅葉が素晴らしいので、機会あればぜひ行ってみてください。温泉寺も当然、マストです。次回はどんな秘湯に行こうかと、今から色々とプランを練っておこうと思う。