Keep My Word

旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

台北タンゴマラソンに参加しております。(現在進行形)

昨日から台湾に滞在している。

台北でタンゴマラソンという、ただひたすら夕方から明け方まで、タンゴを踊るまくるという頭の悪そうなイベントに参加するためだ。

そもそもこのイベントのオーガナイザーと仲のいい台湾人の友達に誘われたので、ふらっと気軽に来てみた次第だ。

 

彼女はココロちゃんという去年結婚したばかりの女性で、彼女が日本に住んでいた時は、みんなでご飯行ったりタンゴを踊りに行ったりする仲だった。

 

そんなココロちゃんと近況報告がてら、一緒にご飯を食べに行った。

なんかすごいのが来たけど味は良かったです。

(ココロちゃん曰く、日本で見たことがない台湾の野菜だそうです。これは美味しかったけど、名前は覚えられません。)

 

彼女は結婚したばかりなので、付き合っている時と結婚してからの諸々の心境の変化や、台北のタンゴ事情など色々と話は尽きなかった。お互い二人きりで話す機会などなかったので、これはこれで楽しかった。

 

彼女の英語はネイティブ並なので、ガチで英語で話す機会は久しぶりかもしれない。最近は、スペイン語と中国語しか話す機会がないので、英語もどこかで話す機会を作らないとなと思った。

 

そして、二人で台北タンゴマラソンに参加した。

(美しいココロちゃんとその場で知り合った同じ身長192cmのサンフランシスコ在住のイラン人・・・・とある台湾人と踊ったら、身長訊かれて答えたら、あなたと同じ身長の人がいると言われて、自分から声を掛けました。そしてそのイラン人が「身長高い女性はどこだ?」と訊かれたので、ココロちゃんを紹介した次第です。)

 

(若干ブレブレですが、雰囲気重視!)

 

あとはただひたすらタンゴを踊るという・・・・本当に頭の悪いイベントだなと思う。そして、それを4日繰り返すという壮大な無駄な時間だけど、これはこれで病みつきになる人もいるのは分かる。

 

日本にいるときはレッスンや練習の後に行くことが多かったので、もはやただの遊びの感覚に踊りに行っていた。しかし、今回は「ミロンガ(タンゴパーティー)」だけの参加で、さらに4時間も5時間も踊るので、お酒も飲まずただひたすら踊ることに集中した。

 

なんだかタンゴを始めた頃の楽しい感覚が戻ってきて、これはこれで楽しかった。今日はタンゴマラソンの初日なので、ココロちゃん以外とは初めて踊る人たちばかりだ。だから、お互い手探りで相手の踊りのレベルや、音楽性(リズムを刻む人か、メロディを重視する人かなど)、深い抱擁が好きなのか、ちょっと距離を取りたいタイプなどの情報を得ないといけない。

 

そして、それらは全て最初の曲で知る必要があるから、だからこそ楽しい。お酒飲んで酔っている暇などない。

 

ミロンガでタンゴを踊る醍醐味は、「会ったこともない知らない人と、いきなり密接な距離でいかに親密に踊る」ことなのだなと10年以上もタンゴを踊って、改めて思い知った。

 

だから世界中でこれほど多くのタンゴマラソンやフェスティバルが開催され、まだ未知のダンスパートナーを夢見て、世界中をタンゴ愛好者が旅をするのだろう。

(一人のパートナーとタンゴを突き詰めて踊るのは、レッスンや練習ですればいいことだし。)

 

そして、相手から踊りやフィーリングなど気に入られれば、ココロちゃんのように友達となって、イベントに誘われたり、ご飯に行ったりするのだろう。

 

願わくば、色々な国でそういう友達をたくさん作って、世界を旅するようになれば楽しいだろうなと思う。そして、ついでに・・・・あっ、違った、カラダナオルを世界で広めていければと。