Keep My Word

19歳から旅を始めて、スコットランドで英語を学び、アルゼンチンでスペイン語とタンゴを学び、メキシコではサルサをかじり、オンライン英会話/スペイン語スクールを運営している男のブログです。海外滞在歴10年、50カ国ほどぶらぶらしました。

クラッシェンとマンネリの狭間で:海外移住の可能性を探る

昨年から意図的にアジアを旅している。来週からは台湾、そのあとフィリピンに行く予定でもある。なぜかと言うと、そろそろ日本を出ようかと検討しているからだ。日本でオンライン英会話スクールを運営しているが、根本的にパソコンがあればどこでも出来る仕事でもあるので、あまり日本に住む必要性を感じていない。(写真もカメラがあれば、どこでも撮れるし)

あと10年、自分の人生のあり方を考えたとき、とても大切な時期になる。それを考えたとき、全く新しい環境に身を置くことも悪くない選択肢だと思っている。

英語が通じる国、それに日本との時差が少ない国を考えたとき、やはりアジアの国が移住先になると思っているが、最近オーストラリアに魅力を感じているので、来月様子を見に行こうかと検討している。

思えば、イギリスから日本に帰国してもう10年以上の時が過ぎた。その間に色々とあったが、あともう10年いたところで、何かが劇的に変わるとは思えない。別に変わることが重要だと思わないが、長いあいだ同じ環境にいると、どうしても飽きてしまう。

「人生を楽しむこと」をモットーとしているが、これはなかなか骨の折れる仕事でもある。

人生を楽しむことを紐解くと、「自分自身が人生を楽しめるように、自分の環境を用意する」ことが必須になってくる。仕事、友人、それに趣味といったものが重要になってくるが、それらを意図的に選択して、自分を楽しませることが必要だ。

幸い、今は仕事も楽しく、友人にも恵まれ、趣味のテニスも楽しくプレイ出来ている。だからこそ、やがてはすべてが退屈に思えてくる危険性がある。マンネリという怪物は、同じことを繰り返すことから発生するからだ。

クラッシェンという言語学者が、「i+1(アイプラスワン)」という学習方法を唱えた。iとは、自分が持っている学習知識のことだが、それよりも少し上のレベル(プラス1)の内容のことを学ぶと効果的であるという仮説だ。

英語学習者、あるいはスポーツをしている人にとってみれば、とても馴染める仮説だと思う。今ある能力よりもちょっとした負荷を毎日かけ続ければ、上達は早い。

それを人生に当てはめると、仕事はともかく、個人的な人間関係や環境を今のまま維持し続けても、それほどの発展は望めないのではと思う。損か得かで人生を考えると、当然今の状態を維持したほうがリスクは少なく、得だとは思う。だが、人間はそんなことで割り切れるほど簡単な生き物ではない。

とまあ色々と屁理屈を並べてみたが、きっとこれはただの「気分」の問題だろう。

今は海外にまた住んでみたい気分であり、それを実行に移すだけの環境もバイタリティーも持ち合わせている。別に一生日本以外の国に住みたいとは思わないが、今どこかよその国に住むと、自分の人生が違って見えてくるのではと期待している。

予測可能な未来よりは、予測不可能な未来のほうが楽しい。また違ったパズルを色々と組み合わせて、自分の新しい人生を違う国で構築してみたいと思っている。それが今から楽しみだ。