Keep My Word

旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

日記・コラム・つぶやき

あるゆる問題には解決策は存在する:「直前予約」の開始について

以前より、弊社の会員様から「レッスンの直前予約がしたい」という要望をかなりいただいていた。なぜならば、ワンズワードはほかのオンライン英会話スクールと違い、「レッスン予約はレッスン時間の12時間前まで」となっており、正直利便性は悪かった。 こ…

仮想敵を想定して戦う日夜:ついでにFACEBOOKキャンペーンについて

企業というところは、常に競合の動向を気にかけるものである。 で、オンライン英会話スクールという業界は、参入した頃から100社ほどあり、それらの動向を当初は気にしてはいたが、最近はあまり考えなくなった。(もちろん、情報は絶えず取得するが) ワ…

結局はどう生きるかということ。

FACEBOOKやツイッターなどを見ていると、日本では放射能の汚染問題がかなり話題になっているようだ。自分自身はブエノスアイレスに住んでいるので、正直部外者ではある。だから、その問題に関してはなんとも言えないが、今年から自分も寄稿しているアゴラが…

より幸せな社会を構築するために:2006年ノーベル平和賞受賞をしたユネス氏を思い出しながら

腰痛になった。 なんだろう、この残念な響き・・・・ このあいだの日曜日に、朗らかな晴れ模様のブエノスアイレスで、優雅にテニスなんぞをしているときに「ピキッ」といったわけだが、翌日の月曜日はベットから立ち上げることさえ不可能だった。腰痛持ちの…

旅と人生について:目的ではなく手段であるということ

ブエノスアイレスに来てからもう何度も訊かれるが質問が「どうしてブエノスアイレスに来たのか?」という質問だが、未だにうまく答えられない。 そこに山があるから・・・・・と同じニュアンスでたまたまブエノスアイレスと思いついたので、住み着いたまでだ…

生きているあいだにできること:たくさんの過ちとたくさんの幸せ

人生において、一番大事なことはなんだろう? と訊くと、たいていの人は「家族、子供」などと答えるが実際はその時間のほとんどを仕事に費やしている。そうして、多くの場合は好きでもない仕事に多くの時間を費やしているのが現状だ。 そんな仕事は辞めてし…

無駄をそぎ落とし、実を取る選択をするために出来ること。

ドイツの文豪ゲーテは「ローマは一個の世界であって、それを通暁するのには、まず数年を必要とする。だから、通り一遍の見物をして立ち去ってゆく旅行者を見ると、かえって羨ましいくらいだ」とその著書である「イタリア紀行」で語り、ゲーテは実際2年ほど…

初心忘れべからず:リスクを取って生きるということ。

人はよく「初心忘れべからず」と言う。 しかし、それはとても難しい。特に年を取れば取るほど、難しくなってしまう。 なぜなら年を取れば取るほど、周囲の環境に慣れ、自分自身の存在にも慣れ、また自分の人生の可能性にも慣れてしまう。いつのまにか、物知…

神は細部に宿る:食欲から導き出されたひとつの真理

僕は自慢ではないが、ものすごくおいしいレストランを探し出すのが得意だ。もちろん、誰にだっておいしいレストランとまずいレストランくらいは見分けられるとは思う。まずいレストランをちょっと覗くと、閑古鳥が鳴っているし、店の雰囲気がなんとなくいけ…

スティーブ・ジョブズという人生:死を受け入れる勇気

僕はオチがない話が嫌いだ。 人の話を聞いていて、結局オチがないと分かると、思わず突っ込んでしまう。人からは毒舌とも言われるが、どう思われようが、人の時間を割いてまで話をする代わりには、せめてオチがある話をして欲しいと思う。 ただ人生は残酷で…

ビジネスについての一考察:とあるスペイン語レッスン

今日はマンションを購入したばかりのロレーナ先生が、次はスペイン語の先生としてだけではなく、自分でもビジネスをしたいからということで、色々と相談にのった。 多くの人は気づいていないか、それとも特に意識していないのか分からないが、通常のビジネス…

人は偶然によって行動し、意志によって成果を得る:本当に大事なことは言葉に出来ない。

週末、久しぶりに遠出をして、ブエノスアイレス中心部から電車で1時間ほどのところにあるティグレというところに行ってきた。(距離的には30kmほどしか離れておらず、車で行くと30分で行ける) 別荘地だけあり、どこか優雅さが漂う街だった。アルゼンチ…

アゴラに投稿しました:ノマドワーカーのひとりごと

ノマドワーカーのひとりごと:海外で暮らすということ ブエノスアイレスの悪口を書きましたが、本当はいいところです。でも東京と比べて成熟度は比較になりません。当たり前の話しですが。 個人的にはブエノスアイレスは自分が実際に住んだことがある、ニュ…

懲りない人:旅の続け方について想うこと。

自分は懲りない人だと思う。 いい意味でも悪い意味でも懲りないと思う。 僕はブラジルのサンパドールで一週間のうちに二度も強盗に襲われたが、取られたものは保険で戻ったし「ま、いっか」と思った。 ブエノスアイレスでは着いてしばらくして愛しのiPhoneを…

なでしこジャパンに見る世界:震災後の日本

地球の裏側ではコパ・アメリカという南米諸国によるサッカー大会が開催されており、開催国がアルゼンチンだけあって、おおいに盛り上がっている。 日本も参加予定だったので、当然日本戦のチケットは予約したが、残念ながら震災のためにJリーグのスケジュー…

清く正しく美しく生きるということ。

ブエノスアイレスに住み始めてから、ようやく三ヶ月が経過した。区切りがいいので、今までの自分の行動を振り返ってみたい。 1. AIRBNBを通して、今の住居を見つける。 2. ブエノスアイレスクレッグリストを通して、スペイン語の個人教師を見つける。 上記は…

自分を騙す勇気:これからのこと。

ノマドワーキング(オフィスからではなく、遊牧民のように自由に仕事場を選んで仕事すること)とは聞こえはいいが、会社あるいは学校などの「出会いの場」がないと、人に会う努力をしなければ「仕事」しかない味気ない生活になってしまう。 ブエノスアイレス…

人生は大玉送り

とある人が「人生は大玉送り」と表現した。そのこころは、「後ろを振り返らず、後ろに誰がいるかも分からないが、大事なものを後ろに渡していく」からとのことだ。 若い頃は想像もしなかったが、今はもう中年に差し掛かる年齢だ。自分はこれから10年、20…

初心に帰りつつも前に進む・・・・・・

最近、スペイン語の勉強のことばかり考えている。と言っても、スペイン語の勉強をしているわけではない。「あー、やらなきゃ」という強迫観念に駆られながらも、仕事をしたり、調べ物をしたり、その他の雑多なことに時間が費やされていく。 物事を長続きさせ…

今、ベストを尽くすことと他人の人生について

ブエノスアイレスに滞在して、すでに一ヶ月が経過した。最初の一週間で定住先とスペイン語の先生を見つけて、いいスタートを切ったので、もうすっかりこの生活も慣れて「自分の街」という感覚になってきている。 もちろん、スペイン語はいまだほとんど話せな…

身振りーノ、手振りーノ:相手に伝えたいという心

先日引越しをしました。と言っても以前居た場所の向かいの部屋に移っただけですが。それでもこの部屋に来てネット環境が劇的に向上し、ストレスなく仕事が出来るようになって一安心しました。ただこの部屋に来たときに、いくつかの不具合を見つけ、それを改…

今日が天気で良かった:旅立ちの日に

小さなスーツケースを抱えて、今日ブエノスアイレスへと向かう。 人にとって、本当に必要なもの、なくてはならないものは、ごくわずかなものだ。それに以前と違い、世界との距離はぐっと縮まった。スカイプを使えば、家族や友人たちといつでも無料、あるいは…

悲しみを自粛する:アゴラへの投稿記事

アゴラに投稿しました。 「悲しみを自粛する」 今週の土曜日、義理の祖母の一周忌であることを知り、あのときのやるせない気持ちを思い出しながら、書きました。

そうして生き続けるということ:ブエノスアイレスへ。

きっかけは去年行ったインドネシアのロンボク島だった。 何もない辺鄙な島だった。そこでスカイプを使って仕事の連絡を終えたとき、ふと気づいた。「この島で仕事出来るのならば、世界中のどこに行っても同じように仕事が出来るのでは」と。 それから、シン…

不謹慎の境目について

おちまさとさんが、下記ブログを投稿していた。 【特別寄稿】おちまさと『不謹慎』とは何か。 アゴラなどでも、このような事態における「不謹慎」や「ユーモア」についての投稿が相次いでいる。 どれも極端だなと思う。おちさんが指摘するように、不謹慎の境…

ソーシャルメディアを駆使するために大事なアナログなこころ

久しぶりにアゴラに投稿しました。 ソーシャルメディアを駆使するために大事なアナログなこころ 最近、先生採用をするときは「この先生を友だちにも薦められるか?」ということを強く意識しています。結局、今も昔も大事なことはそれほど変わらず、ソーシャ…

「ただ待つ」という選択肢について

「仕事だから」とよく耳にする。仕事だからなんなんだろう? 世の中には仕事よりも大切なことが多々ある。仕事にばかり気を配って、人生がおろそかになっている人は多い。 個人的には仕事に費やす時間が少なければ、少ないほどいいと思っている。それできち…

クラッシェンとマンネリの狭間で:海外移住の可能性を探る

昨年から意図的にアジアを旅している。来週からは台湾、そのあとフィリピンに行く予定でもある。なぜかと言うと、そろそろ日本を出ようかと検討しているからだ。日本でオンライン英会話スクールを運営しているが、根本的にパソコンがあればどこでも出来る仕…

言葉のいらないコミュケーション:4歳児による日本語発音講座

JOY先生とうちの家族でジブリ美術館、そのあと二子玉川の大志満という日本料理屋で懐石料理を堪能した。ただこの日の主役はなんといっても、4歳になる姪だった。 (ワンズワードでは鬼軍曹と言われているJOY先生も4歳児にかかれば「日本語も話せないちょっ…

過去を振り返るということ。

ひょんなことから英訳をすることになった。 日常的に英語の文章は書いてはいるが、どれも簡単なものなので、本格的に長い英語の文章を書くのは久しぶりな気がする。 思い返してみると、当時ワコムで働いて友人に写真と英文エッセイを依頼されて以来かもしれ…