1週間や2週間だけ現地に行って外国語を勉強しても、意味はないと多くの人は思っていると思う。実際、自分もそう思っていた。スコットランドの首都エディンバラに2年、そしてアルゼンチンの首都ブエノスアイレスでも2年みっちり外国語(英語とスペイン語)を勉強したので、1週間だけなんて本当に意味ないと思っていた。
しかし、中国語を学び始めて半年以上経っても、週2回のマンツーマンレッスン以外に中国語を話す機会もなく、学習意欲もダダ下がりだったので「そうだ!中国行こう!」と軽いノリで中国に行くことにした。
で、色々と調べていたら下記記事を見つけた。
ワンズワードが提携しているCNE1の元職員さんのブログだし、彼とも実際に会ったこともあるし、さらに信頼できそうなスクールなので、早速申し込んだ次第だ。
スクール自体も素晴らしかったが、何よりも昆明が素晴らしかった。雲南料理という生まれて始めて食べる料理の数々にすっかり魅了されてしまった。
学校は一応3食付きだが、グルメな自分は全て外食にして、雲南料理を目一杯楽しんだ。
で、肝心の中国語の方だが、やはりインプットとアウトプット共に現地に行くと桁違いに増えるので、当然その分上手くなる。もちろん、劇的に伸びたということはないが、日本に帰国してから受けたレッスンで先生には「声調がよりクリアになった!」と褒められた。
中国語は1語1語に4つの声調があるのだが、最初はそこまで厳格にやることもなかろうと思っていたが、実はめちゃめくちゃ厳格にしないと通じない。オンラインレッスンでも厳しく指導されたが実際に中国に行って、やっておいてよかったと思った。
そして、実際に下手な声調では通じないことも実感し、自分でもより厳しく発声するようになった。
習った外国語をすぐに使える環境に身を置くということは、実に有益だと思う。たとえ、それが1週間であれ2週間であっても効果はある。
忙しい日本のビジネスマンに1ヶ月もの留学を勧めるのは無理があるが、1、2週間ならなんとかなるのではと思う。
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英語ならCNE1は本当におすすめだし、スペイン語ならグアテマラのアンティグアが有名だ。外国語学習のキモは、いかに学習意欲を維持するかなので、それだけでも実際に使える環境に身を置くことは重要だ。
そして、中国語なら断然、昆明がいい。北京、上海、広州、成都などにも行ったが、街の清潔さや人々の親切度、さらに料理の美味しさで個人的には昆明が一番だと思う。(ちなみに他に日本人の留学生はいなかったので、中国語オンリーな環境に身を置くこともできます。)
年末、あるいは来年初頭に時間を取ってまたいければと思っている。