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旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

たった3ヶ月で英語がペラペラに!

時々、「どのように英語をマスターしたのか?」あるいは「スペイン語をマスターしたのか?」と聞かれることがある。

そういうときは、たいてい「1日4、5時間勉強して、だいたい1年で文法やセンテンスは問題なく言えるようになるから、あと1年かけてなるべく流暢に話せるように1日最低でも2、3時間は勉強するといいよ」という夢も希望もないことを言って彼らを幻滅させてしまう。

なぜ英語ができるようにならないか

上記の記事にあるように日本人が英語を習得しようとすると、3000時間かかると考えると、大学まで1000時間英語に費やしたとしてもあと2000時間もの時間がかかることが分かる。

たった3ヶ月で英語がペラペラ!」というような情報商材あるが、1日20時間勉強して90日続けると、たしかに1800時間にはなるので、不可能ではない。

もちろん、ただ時間をかければいいというわけではないし、90日間のあいだ1日20時間も英語学習にかけられる人が存在すればの話しだが・・・・・

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1. 英語は話せば話すほど、うまくなるのか?

とにかく毎日話せばうまくなるという幻想を抱いている人は多いが、うまくなった気になっても、実際はたいして上達はしない。基本的にインプット10に対して、それらをアウトプットできるのは1か2だと思うので、その割合に応じて、オンライン英会話などをうまく活用すればいいと思う。

日々、自学自習もしていないのに、安いからといって毎日のようにオンライン英会話で話しても、けっして英語習得はできないと思う。

2. 正しい外国語習得の方法

これはいつも思うのだが、数学と同じだと思う。 まずは公式を覚えないと、問題は解けない。

だから、英語ひいてはあらゆる外国語でその公式に相当する文法やイディオムなどをまずは習得する必要がある。数学の公式と同じように、ただ公式を覚えるだけだと退屈なので、それらをどのように使ってアウトプット(話したり書いたり)できるかを考えてながら習得すべきだと思う。

今まで習得はできなかったが、フランス語、イタリア語、ポルトガル語を習った経験でいうと、「ただ話せる」ようになるにはそれほど難しくはない。ただ話すには、どれだけ暗記するかが問題であり、公式を使って自分で問題を解いたり、応用したりする必要はないからだ。

だが、「きちんと話す」ようになるには、相当な時間と鍛錬が必要だと思う。

これらの「英語を話すために書かれた文法の本」を使って、まずは英語の公式を習得すればいい。 3. 短期間で英語、およびほかの外国語を習得する方法

結論からいうと、結局は「どれだけ多くの時間を短期間に集中させて勉強するか」に尽きる。1ヶ月のあいだ1週間に1回1時間勉強するよりは、4日間のあいだ続けて1日1時間勉強したようが学習効果が高いことは容易に想像がつくはずだ。

(大変優れた外国語の学習方略の本です。あらゆる外国語学習者に読んでほしい一冊です)

また自分なりの結論としては、やはりいかに「優秀な先生と出会える」かが、外国語学習のモチベーションに深く影響すると思う。だから、自分が納得した先生しか雇用しないオンライン外国語スクール・ワンズワードオンラインを作ったし、今はそうして習得した人たちが、「外国語を使って社会で活躍できる事業」を準備している。

急がば回れというが、これは英語習得およびほかの外国語習得にも言える。 「たった3ヶ月で英語がペラペラに!」は聞こえはいいが、あなたが1日20時間、90日間のあいだ勉強し続ける自信がない限り、そんな商法に惑わされずに粛々と英語学習を続けたほうがいいだろう。

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