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Keep My Word

19歳から旅を始めて、スコットランドで英語を学び、アルゼンチンでスペイン語とタンゴを学び、メキシコではサルサをかじり、オンライン英会話/スペイン語スクールを運営している男のブログです。海外滞在歴10年、50カ国ほどぶらぶらしました。

ネタの宝庫:アルゼンチンについて

メキシコ人は陽気だなと思う。

Party001

2ヶ月ぶりに会っても、みんな声をかけてくれて、大歓迎をしてくれる。

正直、ブエノスアイレスに2年も住んでもこれだけ多くの人と親しくはならなかった。

まあ、なんだかみんな丸くてずんぐりむっくりしているけど、いい人たちだ。

(逆にこっちが2m近い巨人だから、珍獣扱いされて、よくしてくれているのかもしれないが・・・・)

アルゼンチンからやってくると、やはりすべてがまともな国だと思う。

新聞やニュースで見るメキシコは麻薬や殺人事件ばかりだが、それもほとんどがアメリカとの国境、あるいはマフィアがらみの事件で、一般市民には関係がない。

レストランに入ったら、何も言わずにメニューが出てくるし、サービスのクオリティーは高い。アルゼンチンでは、レストランに入ったらなぜか機嫌の悪いウェイトレスを相手に、こちらが接待しないといけない場合もある。

(ちなみに年を取っているウェイターさんだったら、きちんとしたサービスを受けられる場合が多い)

もちろん、日本と比べれば治安は悪いので油断は出来ない。

だが、どのメキシコ人と話しても、みんなこの国の未来に希望を持っている。

おそらく、そこがアルゼンチンとの最大の違いだろう。

アルゼンチン人があんなに働く意欲がないのは、高いインフレで「働いてもしょうがない」という諦めと、いつも「来年にはまた財政破綻する」というある種の絶望感を背負っていることもあるかもしれない。

ただ多くの人を見ていると、単純に勤労意欲がないだけに見える。

アルゼンチンで今、一生懸命に働いている人は、おそらく仕事が好きか、あるいはそこにやりがいを見出しているかのどちらかなので、たとえばベーシックインカムなどが導入されても、彼らはきっちりと働き続けるのだろう。

(つまりはお金目当てで働く人は少ないということだ)

そう考えると、「ベーシックインカムが導入されたら、誰も働くことはなくなる」というのはただの杞憂なのかもしれない。

アルゼンチンはそういう意味では世界最先端の経済政策を実行しているのかもしれない・・・・・あとは富裕層の金を取り上げて、全国民に配ればベーシックインカムの完成だ。

(アルゼンチンの人口の1%ぐらいはとんでもない金持ちなので、彼らの金で全国民の生活くらい保証できるだろう。相続税がないから、どうせ彼らもただ親の遺産で金持ちになっているだけだし)

アルゼンチンにいたときによくメキシコのことを訊かれたが、いつもメキシコのことは絶賛していた。そして、逆にメキシコに来て、アルゼンチンのことを訊かれたら、けっこうな笑いの種にしてしまっている。

褒めるところはタンゴと、美男美女が多いことくらいか。

よく肉がうまいというが、日本の焼き肉や神戸牛のほうが100倍うまいから、残念だ。

でも、なんというかアルゼンチンはネタの宝庫なので、話すことが尽きない。

みんな興味津々で訊いてくるし・・・・・とりあえず、タンゴを国の柱として今後も頑張っていくしかないのではないだろうか。

メキシコと全く違う意味で、アルゼンチンは目が離せない国だ。

バス氏はアルゼンチン債有望視、ローラーコースター200年でも

名うてのヘッジファンド運用者が今後はアルゼンチンは有望と言っている。シナリオとして考えられるのは、アメリカが財政破綻して、次いで日本もヨーロッパもやられたときに、残るは南米を中心とした反米の国だろう。

今のアルゼンチンの輸入規制を考えれば、世界中が財政破綻をしても、あまり関係はない。それにドルが下がれば借金は帳消しになるし。

結局、アルゼンチンが這い上がるのは、そういうシナリオしかないのだろうなとは思っている。今、世界で一番財政破綻しそうなのはアメリカなので、あながちないシナリオとは言えない。

そうなっても、きっと外資に根こそぎ持って行かれるだろうけど。ただ外資がきちんとアルゼンチンという国に投資すれば、インフラも整って、住みやすい国になるかもしれない。

アルゼンチンのことを考えると、妄想は尽きることはない。

ああ、なんて突っ込みどころ満載な国なのだろうか。

アルゼンチンと関係を持つと、世界経済の仕組みを考えざる得ないので、とても勉強になることは確かだ。これからもただでは起きないように、じっくりと観察をしながら、どんなことが起きても対応していきたいと思っている。