Keep My Word

旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

ワンズワードオンラインの世界展開について

かねからの念願だったスペイン語版、ポルトガル語版、それに英語版の弊社オンラインスクール「ワンズワードオンライン」をリリースした。

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スペイン語版

ポルトガル語版

英語版

元々のきっかけはブエノスアイレスで盗難にあった日本人新婚カップルの方とお会いし、「ブラジルの英語熱がすごい!」という話を訊いて、始めたものだ。 (今では会員となっていただき、ありがとうございます)

しかし、創業以来お世話になっていた開発会社の内部のゴタゴタに巻き込まれ、プロジェクトが遅々として進まなかった。4年のあいだに社内のクーデーターなども起きて社長交代を2回するなど、不安定な状態だった。

1言えば10をやってくれる方が担当だったので、そのままお願いしたいのは山々だったが、「どうしても無理」という状態まで追い込まれて、急遽違う開発会社にお願いすることになった。

インターネットの力を借りて世界中から「これだ!」と思う開発会社を探し出し、お願いした。担当となったのは言わずと知れたセルゲイだ。

世界の仕事のあり方についてブエノスアイレスで想う

一昨年の12月には始動し、当初の工期は3ヶ月とのことだったので、本来ならば一年も前にリリースする予定だったプロジェクトだ。それがこれほどまでに延びたのはその開発会社がゴタゴタしていたことと、中途半端な状態のウェブサイトを違う開発会社が引き継ぎ、予想外のエラーなどが頻発し、その処理に追われたことが理由だ。

セルゲイとは合計300通から400通ぐらいのメールを交わし、日々スカイプのチャットをし、最後のスパートとなったこの一ヶ月はずっとバグ出しをしていた。 (セルゲイの会社とは10月末からスタートしたから、丸4ヶ月かかったことになる。本来ならば、「一ヶ月程度でやるから、よろしく!」とのことだったのに・・・・・セルゲイの嘘つき)

正直、終わりの見えないプロジェクトだった。 あまりにバグが多く、果たして本当にリリース出来るのかとても不安だった。

当初は余裕をかましていたセルゲイも予想外のエラーの多さに最後は本気を出してくれて、二人がかりでバグ出しをして、すべてのバグを潰していった。

リスクが大きいプロジェクトではあった。何しろ、日本の開発会社からアメリカの開発会社に途中で代わり、ソースコードなどは中途半端な状態だったので、その解析にも時間がかかった。

ただこの経験を通じて、かなり多くのことを学んだことは確かだ。最新のクラウドサーバーに移行し、今後ほかの言語でリリースすることが容易になった。ほかにも様々な最新のサービスを導入し、どうにかリリースに漕ぎ着けた。

最後は「行ったれ!」という気持ちですべてのデータを新しいサーバーに移し替えた。クレームの嵐が来ることも覚悟したが、ほぼ何事もなくリリースが完了した。

1.24時間レッスン予約可能 2.会員メニューの会員情報により、ご自身のタイムゾーンを設定出来ます。 3.グループレッスンには、今後各国の人々の参加が予想されます。 4.最新のクラウドサーバーを使用することにより、急なアクセスによるサーバーダウンは起きません。 5.FACEBOOKGMAILでログイン出来るようになります。

表向きの変化は上記だけだが、バックエンドではかなりの変更をしている。なんだかんだ言って、やっぱりアメリカの開発会社はすごいなと思う。まあ、もうちょっとエラーをチェックしてくれれば、こちらの仕事が減るのだけど・・・・・

会員の皆様には色々とご迷惑おかけしましたが、今後も最新のテクノロジーを使って、安定したサービスを提供していきます。

リリースしたからと言って勝手に生徒様が入ってくることはないので、ここからが自分の本当の仕事だ。でも、まあそういうことが好きなので、色々と仕掛けていきたいと思っている。

では、今後共ワンズワードオンラインをよろしくお願いいたします。