Keep My Word

旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

英語を学ぶということ。

巷には色々な英語学習方法が溢れかえっているが、どれもなんだか節操がないなと思ってしまう。英語を習得するためには、多大な時間がかかり一週間でマスターできたり、英語を聞き流すだけで習得できるわけがないのだが、ついついうまい言葉に乗せられて購入してしまう。

誰だって人生楽をしたいし、簡単な方法があればそれに飛びつく。
僕も高校生の頃にオーソン・ウェルズが声優をしていることで有名だった「家出のドリッピー」という画期的な(?)教材を購入し勉強した。もちろん、あっさり挫折したけど・・・・・

スコットランドの首都エディンバラに留学して、本格的に英語を勉強してまず思ったことは「こんなに勉強しないと身に付かないのか」という身も蓋もないことだった。多くの楽観的な人間と同じように、ほんの2、3ヶ月現地に滞在すればペラペラになると思っていたのだ。

そんな幻想はあっさり打ち砕かれ、僕は結局2年も英語を勉強することになった。結果、ケンブリッジ上級英語試験(CAE)にも受かったし、日本に帰国してからはケンブリッジ試験なんて誰も知らなかったので、試しにTOEICを受けて900点取った。

たぶん、あれほどのテンションで何かを勉強したことはないと思う。そのあとフランス語や韓国語に果敢にもチャンレンジしたが、あっさり失敗した。

英語を習得するには海外で生活することが一番手っ取り早い方法だが、インターネットのおかげでオンライン英会話も普及し、今後はそれ以外でも英語をマスターする人が増えてくるだろうと思っている。

海外で英語を学ぶよりは、日本で英語を学ぶ方が難易度は高い。
僕は怠け者なので、そんなことは到底不可能だと思う。夏休みの宿題も8月31日になってから取り掛かる子供だったし、作成しないといけない資料や経理作業も、ぎりぎりにならないとやる気が起きない。

ワンズワードオンラインの生徒さんのブログなど読んでいると、本当に毎日のように英語学習をしていて、その意欲の高さに心底驚かされる。自分には到底できないことなので尊敬してしまう。僕も留学する前からそれぐらいの学習意欲で英語学習に取り掛かっていたら、2年も勉強する必要はなかっただろう。

人それぞれのエネルギーの所持量は千差万別だが、誰もが自分にとって正しい方向にそれを向ければ、世の中もっと良くなるのだろうなと思っている。僕も毎日英語学習に取り組んでいる熱量の高い人達を見習って、日本の英語教育界に旋風のひとつやふたつ起こせたらといいなと・・・・・・頑張ります!

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