Keep My Word

旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

ブエノスアイレス、メキシコシティ、東京:世界の車窓から

ブエノスアイレスに着いて、数日が経った。

諸々の書類の手続きをしなくてはならず、毎日フルボッコされている。

そんな毎日だが、やはり久しぶりのブエノスアイレスはそれなりに楽しい。

一番の楽しみはやはりなんといっても、旧友との再会だ。

アメリカ人のマイクとはよく二人で飲みに行く仲だが、彼はブエノスアイレスでサイトを運営しており、その関係でよくパーティーなどに招待される。

PANACHIC

(マイクの音楽の趣味はなかなかで、パーティーがあるとDJ代わりによくマイクの作ったプレイリストをかける)

ジャックダニエル主催のパーティー、JBのパーティー、それに今回のようにシャンパンのメーカーが主催されるパーティーなど色々だ。そのどれも無料で飲み放題という・・・・ある意味危険なシロモノだ。

(特にウイスキー飲み放題のパーティーは色々とやばいことが起こりがちだ)

会場にはモデルたちがうようよしており、そんな美女を肴にして、二人で語り合った。その多くは他愛のない話だが、普段はスペイン語だけだったので、旧友との慣れ親しんだ英語での会話はとても楽しかった。

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Countries With The World’s Most Beautiful Women

アルゼンチンは世界で2番めに美女が多い国と言われているが、たしかにその噂通り、美女は多い。メキシコシティに比べたらダントツだと思う。でも美しいものには棘があるので、なかなか凶暴な性格をしている女性たちが多いのが玉にキズだ。

メキシコシティが大好きという外国人にはそんなに会ったことがないが、ブエノスアイレスに恋をしている外国人は多い。美しい建物とどこかロマンティックな雰囲気、それに美男美女がわんさかおり、街中にはタンゴが鳴り響いている。

経済的にも南米で最もポテンシャルが高い国と経済学者に評価されており、現在の経済的な低迷の説明がうまくつかない。(その多くは人的要因だと思うけど)

経済的な低迷とともに治安も悪化し、マイクも空き巣に入られ、ほかの友人たちも何かを盗られてたり、空き巣に入られたりと散々な目にあっている。

ブエノスアイレス事件簿:ゴルゴ13を目指して

ブエノスアイレスで空き巣に入られなければ、世界中どこにいっても大丈夫だよ」とアルゼンチン人から太鼓判を押されたこともある。

そんなお茶目な国だ。

時々、隣国ウルグアイに行くとブエノスアイレスで自分がどれだけ緊張して生活しているか分かる。常に周囲に気を配り、気をつけないとやられる国だ。そして、気をつけてもやられるときはやられる国でもある。

それでもふとした瞬間、「いい街だな」と思う時がある。そんな風に思える国は多くはない。でもアルゼンチンは好きだけど、アルゼンチン人はどうかとは思っている。いずれ、侵略されほかの国の支配者が支配すれば、もっと良くなるのではと突拍子もないことを考えたりする。

アルゼンチン人は母国愛が強いが、その割には長期的視野に立って、自分たちの国を良くしようとはしない。すぐに楽をしようとする。ラテンだから仕方がないのかもしれない。

ブエノスアイレスにて:愛すべき人たち

マウロのような本当に優秀なアルゼンチン人の若者もいるので、彼らが将来、この地できちんと仕事をして、もっと国全体をよくしてくれるのではと期待している。

(マウロのゴッドファーザーは次期大統領候補でもあるので、近い将来彼が政治家になることもあるかもしれない。本人は今のところ嫌がっていますが)

そういう意味でもしばらくはこの国の行末から目が離せないし、年に何回かこの地に来て、友人たち旧交を温めようと思っている。

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