Keep My Word

旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

人生逃げればいい

人生逃げればいい。
誰よりも速く、誰も追いつけないくらいの速さで 逃げればいい。

立ち止まって考える暇があれば、逃げればいい。

人から「仕事を辞めたい」と言われたら、「辞めればいい」と答えるし、
「恋人と別れることを考えている」と言われたら「別れればいい」と答える。

難しいこと言ってくる人や、自分のことしか考えない人から、逃げればいい。人の話を聞きもしないし、理解も出来ない人から逃げればいい。そんな人たちから逃げて得することがあっても、損することはない。

「人から理解されたい」なんておこがましいことを言っている暇があれば、逃げればいい。誰も触れない、触れられない速さで逃げればいい。留まって息苦しいなら、逃げればいい。何もかも捨てて、逃げればいい。

早く逃げるためには、自分自身を軽くするしかない。軽く軽く、しがらみを捨てて、誰よりも軽くなって、すごい勢いで逃げればいい。誰も見えなくなるところまで逃げれば、また人恋しくなるかもしれない。そのときまで逃げればいい。

人のため、社会のため、つまらないことを言っていないで逃げればいい。本当にやりたいことがあれば、自分自身のためにやればいい。それ以外のことに価値はない。留まる必要があるのは、人があなたを必要としているあいだだけ。感謝もされていないなら、そこから離れるべき。

「自分はなんのために生まれて来たのか」なんて寝言を言っていないで、逃げればいい。逃げて逃げて、それで見つかることも多い。逃げるという選択肢を持って、その場所に留まることを覚えればいい。人は楽しむために生まれてきたのであって、苦しむ必要はない。

逃げきれなくなったら留まればいい。走るのに疲れたら、休んだらいい。無理をしてまで逃げることもない。留まるよりも逃げるほうが体力も気力も必要だ。走る体力がないなら、休むことも必要だ。

そうして、人は人にやさしくなり、走ることも逃げることも、留まることも覚えることが出来る。そうやってこれからも生きていきたい。