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旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

先生の採用について

昨日は久しぶりに先生の面接をスカイプで行った。
まだ若いが、英語も完璧だし受け答えもしっかりしており、オンライン英会話スクールの経験もあるので、採用することにした。ブログで確認すると、去年の11月18日以来のことだ。本当に長かった。
(書類面接、ジョイ先生たちによる一次面接、さらに僕の最終面接を通る人は、30人に1人くらいだと思う。となると採用率は3%ということか・・・・・もっと効率がいい方法を考えないといけないと思う。ワンズワードオンラインの評判がフィリピン国内で高まれば優秀な先生たちが集まって来るとは思うので、それまでの辛抱だろう)

去年の9月にフィリピンに行って思った感想だが、たいていの人は英語を話せるが、きちんとした英語を話せる人は10人に1人くらいだった。さらに「英語を教える」ことが出来る人になると、その確率はもっと低くなるだろう。

僕自身もフィリピンに行くまでは、英語を公用語としているフィリピンなので英語力はもっとあるかと思っていたが、綺麗な英語を話す人は本当に少なかった。よく町中で「英語話せる?」とフィリピンなまりの英語で聞かれたので「きみよりもっとうまい英語を話すよ」と答えると、「おまえ、本当に日本人か?日本人は英語が下手なはずだ」と失礼なことを言う奴がいた。

考えてみると、イギリスでもひどい訛りで話す人のほうが割合的には多いので、当たり前の話だが、少なくても彼らは文法的な間違いはあまりしないが、フィリピン人はけっこうする。きっとお国柄がおおらかなせいもあると思うが、今後が心配だ。

そして、ようやく採用できたと思ったら、一人の先生がアメリカ移住を決めたので、退職することになった。残念だが、彼女のためにはそのほうが幸せだと思うので、黙って送り出すしかない。フィリピン人にとって海外移住は夢だが、そのチャンスを掴めるのはひと握りの人間だ。彼女は幸運にもそれを手にしたのだから、頑張って欲しいと思う。

明日からは大阪へ行き、大学の先生たちに色々と相談してくる予定だ。オンライン英会話はあまりに知名度が低い。もう少し知名度が高くなり全体の人数が増えれば、安さだけが売りのスクールではなく、うちみたいに質を売りにするところや、多種多様なスクールが存在できるようになるだろう。

良くも悪くも今は過渡期なので、地道に打てる手はすべて打って集客に努めたいと思っている。

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