語学習得のために必須なこととして、ライティングが挙げられる。
もう、書いて、書いて、書きまくって覚えるしかないと思う。
書かなくて覚えられる天才ならいざ知らず、通常はひたすら書いて覚えるしかないと思う。
別にマテアス先生に毎日スペイン語を書かされているかといって、愚痴っているわけでもない。ここまで毎日書かされてみて、やはり書くことが重要だと改めて気づいた。
特に最初の頃は、頭で考えた英文をそのままスペイン語に訳していたので、マテアス先生には「なんか、英文みたいだよね、スペイン語の文章らしくない」と細かい言い回しなどを徹底的に直された。
これは日本語で考えた文章を英文に訳した場合は、もっとひどいことになる。
日本語には日本語独特の表現と言い回し、英語には英語独特の表現と言い回し、それにスペイン語には各国によって独特の表現と言い回しがある。(特にスペイン語の場合は、南米とスペインでは大きな違いがあるし、南米諸国でも細かい違いは枚挙にいとまがない)
英語でもスペイン語でもいい文章を書く秘訣は、自分が普段使っている語彙のなかから、適切な語彙を抜き出して、できる限り簡単、簡潔に書くことだと思う。
よく「この単語、英語に直すとなんだっけなー」といって辞書を引いて書いても、微妙に意味合いが異なってしまい、文脈上正しい表現にならない。
また最近は特に試験勉強をしているわけではないので、出題される内容が個人の趣味になってきている。過去、1、2週間で出された作文の課題は下記のとおりだ。
●日本での働き方
●日本の会社での人間関係
●日本の典型的な主婦について
●典型的な日本人OLとフリーランサーについて
●日本語の成り立ちについて
●日本のやくざについて
●日本人はなぜそれほどまでにクオリティーを追求するか
そして、今日は「日本の恥の文化について:過去と現在」というテーマについて書くことになった。
外国人とコミュケーションを取る際に大事なことは、共通な話題について話すか、あるいは相手が全く知らないことについて語り、お互いに意見を交換することが近道だ。
外国人を相手に会話を成立させるためには、相手の国のことを訊くのが手っ取り早い。実際、外国人から日本のことをしょっちゅう訊かれるし、それについて詳しい知識を持っておくことはとても重要だ。
そういった意味で、彼が出してくる出題はとても理に適っていると思う。本当にそんなに日本のことを知りたいかどうか疑問だが、相手が書きやすいテーマについて書かせるというのは、先生の資質としてとても重要だ。
それに海外に出て、まず訊かれるのはたいてい自分の国のことだ。もし、自分がアメリカ人とかならば、いまさら詳しく訊かれもしないだろうが、日本はまだまだ未知の国である場合が多いので、かなりの確率で詳しく訊かれると思う。
10 GOOD REASONS TO VISIT JAPAN
上記の漫画はフランス人のアーティストが日本を旅したときに感じたことをまとめたものだが、けっこう的を得ている。日本人にとっての当たり前は、世界の非常識であたることのほうが、はるかに多いのだ。
そんなわけで、しばらく「英語で大いに日本のことを語ろう大会」と称して、「日本の習慣、文化、それにビジネスマナー」など世界から見て、まだまだ知られていないことを書いた英作文を下記フォーラムにアップしていただた方に、特典チケット1枚差し上げます。
募集期間は2012年10月31日までです。
ではふるって、ご応募ください。