ウェールズで結婚式に挙げるとコロンビア人の友人であるマリアから訊いてはいたが、まさかウェールズの端だと思わなかった。 ロンドンから車で５時間弱行ったところにある施設だったが、それにしてもメキシコシティからは遠かった。
ただ天気には恵まれ、とても気分がいい日に結婚式挙げることが出来たのは、彼らの日頃の行いが良かったからだろう。
３日の間にメキシコシティ→ミュンヘン→ロンドン→ウェールズという大移動のために、腰を悲鳴を上げて、満身創痍だったが、なんとかウェディングフォトグラファーの大任を果たすことが出来た。
昨日、ウェールズからロンドンへ戻ってきたが、結婚式への参加という義務を果たした後、もうこの英国に用はない。今日の午後にブタペストに向う予定だ。昨日までブタペストに行く予定などなかったが、温泉にビールが有名ということを聞き、急遽チケットを予約した。
しばらくブタペストに留まり、英気を養うつもりだ。
大切な友人であるマリアが幸せな姿を見れて良かった。 ただ、今後は子育てなどもあるので、きっと今までのような形で会うこともなくなるだろう。
また子育てが一段落した頃に、彼女の元気な姿を見たいと思う。 それが５年先か１０年先かは分からないが、変わらず友人であり続ければ、それはとても嬉しいことだ。
