背骨の次は首というわけではないが、「1日1分首わしづかみで脳脊髄液を流しなさい」という本を買った。
曰く、「首わしづかみ」「舌みがき」「お腹温め」「ふくらはぎ揉み」「運動」の5原則を守って生活をしていれば、100歳までボケずに健康に暮らしていけるとのことだ。
首のわしづかみは内頸動脈にアプローチして、頸椎1番2番のブロックを開放するために行うのだが、これは自分も思い当たる節がある。
世界にまたがる腰痛という悩みについて:メキシコシティより - Keep My Word
メキシコシティに住んでいたときに、ぎっくり腰になってしまい困っていたら名医だというカイロプラクティックの先生を紹介された。北米では医師免許を取得しないとカイロプラティックの施術を行えないので、比較的信頼できると思い行ってみた。
予約は不可のところだったので、待合室はすごく混んでいたが、施術時間は5分程度なので、すぐ順番が回ってきた。ひどい腰痛だと言ったが、腰にはほとんど触らず、拷問器具のようなものに座らされて、首をゴキッとされた。
すると、確かに腰の痛みは弱まった。もちろん、完治とはまではいかなかったが、楽になったことは確かだ。カイロプラクティックでは上部頸椎が正常に機能させれば、人間が本来持つ自己治癒能力がきちんと働き、体の不具合が解消されるとしている。
ただ、きちんと医師免許を持った人でも事故を起こすくらい首へのアプローチは難しいので、日本ではよほどのことがない限りチャレンジしない方がいいかもしれない。
話はそれたが、まーてる先生の首へのアプローチはそれよりももっとソフトだし、試してみるといい感じだ。今までの経験上、膝痛や腰痛持ちの人には、足首回しや足指を鍛えることで解消することを勧めていたが、今後はそれに「首のわしづかみ」を加えることにしようと思っている。