Keep My Word

旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

全ては細胞のなせるワザ!

この間、武蔵小山のお店で研修会を開いた。それはそれで自分にも学びがある会だったのだが、「リラックスCS60」を1回だけ受けて研修会に参加した男性がいた。

 

www.cs60meguro.com

本来のCS60は地獄の痛みなのだが、ヒプノセラピーを使った「リラックスCS60」では気持ちがいいと言う人もいるぐらい痛みが軽減される。西村先生も自分自身も、痛みが出た方が自分の体の状態を自覚できるからいいとは思っている。

 

しかし!

 

あまりにも痛いのは、正直どうかと思ってはいる。そこでヒプノセラピーを取り入れて、痛みを軽減、もしくはゼロ、さらには気持ちよくまで高めてしまうというコンセプトの施術が「リラックスCS60」だ。

 

研修会に参加された男性はヒプノセラピーがすっかりハマり、痛みゼロだったので、てっきり自分は健康だったと思ったらしい。しかし、普通にCS60の施術を受けて「過去いち痛かった」とおっしゃっていた。(過去いち痛いって、今までの人生で一番痛いということか・・・・)

 

そんなことがあったので、正直、「リラックスCS60」って、どうなのかと思った。やはり、ここは痛みを出して、自分の健康状態を把握した方がいいのではと一瞬、思った。

 

そんなところに、先週60代の兄妹にお越しいただいた。彼らは今まで通っていた整体の施術が激痛で、それが精神的な苦痛となったので他の施術を探してCS60目黒に行き着いたとのことだ。

 

激痛整体はそれなりに効果があったので通っていたとのことだったが、それでもやはり痛すぎて、もう本当に嫌気がさしたとのことだ。(ヒプノセラピーがない頃のCS60目黒もきっとこういうお客様をたくさん抱えていたことだろう・・・・)

 

そこで彼らにヒプノセラピーを施してからCS60の施術をすると、痛みはほぼゼロで、お兄さまの方はうとうとしながら気持ちよさそうに施術を受けていただいた。1週間経ってからお越しいただいたが、お兄様は長年悩まされていた蓄膿症が治り、妹様は顔面痙攣が治ったとのことだ。(他にも腰痛、肩こり、股関節痛などあったが、それは施術直後によくなった。)

 

我ながら、奇跡か・・・・・と。

いくらなんでも治りすぎではないかと・・・・

 

でも、やはりこういうことがあると、多くの症状は心因性のものなのかもしれない。以前、紹介した夏樹静子さんではないけど、「治りたい!」と思って施術者、あるいは治療家が「いいきっかけ」を与えると癒しが訪れるのだろう。

 

keepmyword.hatenablog.com

 

西村先生もよく「細胞の力はすごい!」はおっしゃるが、ある意味、人間の力ってすごい。夏樹さんみたいに3年間もいわば仮病で苦しむこともできるし、一瞬で癒しが訪れることもある。

 

全ては人間のやる気次第、あるいは細胞のやる気次第なのだろう。

クロユリ団地と「来る」

クロユリ団地を見た。

 

元はといえば、下記の動画を見たからだ。(ネタバレ満載なので、本当はクロユリ団地を見てから、見るべき動画だけど。)

 

巷で話題のシークエンスはやともさんいう霊感芸人の動画だ。「心霊とは?」とはという視点で見れば、傑作映画ということだったので、そういう視点で見ると確かに納得がいく。

 

大好きな中島哲也監督の「来る」も傑作だった。映画的には断然、こちらの方が面白いと思ったけど、中島監督が言うように祈祷エンターテイメントとして完成度が高かったので、「心霊とは?」という視点ではクロユリ団地に分があるかもしれない。

人の闇につけ込み、土足で入ってくる霊たち。結局のところ、御祓などに頼るのではなく、自分自身の問題に真正面に取り組むしか解決策はないのかもしれない。

 

結局、幽霊やなんやかんやって、ごくごく日常の延長線上にあるものだが、明るく楽しくポジティブに生きている限り、決して近寄ってこないのだろう。

 

そういえば、イギリス人の友人が以前「仄暗い水の底から」を絶賛していて、自分も「マジ怖い、そして深い。」と思った映画だった。

そしたら、シークエンスはやともさんが日本ホラー映画史上最高傑作として、紹介していた。確かに、あらゆる意味で怖い映画だ。

 

秋の夜長にどうぞ日本ホラー映画を存分に楽しんでください。

1日1分首わしづかみで脳脊髄液を流しなさい

背骨の次は首というわけではないが、「1日1分首わしづかみで脳脊髄液を流しなさい」という本を買った。

 

 

曰く、「首わしづかみ」「舌みがき」「お腹温め」「ふくらはぎ揉み」「運動」の5原則を守って生活をしていれば、100歳までボケずに健康に暮らしていけるとのことだ。

 

首のわしづかみは内頸動脈にアプローチして、頸椎1番2番のブロックを開放するために行うのだが、これは自分も思い当たる節がある。

 

世界にまたがる腰痛という悩みについて:メキシコシティより - Keep My Word

 

メキシコシティに住んでいたときに、ぎっくり腰になってしまい困っていたら名医だというカイロプラクティックの先生を紹介された。北米では医師免許を取得しないとカイロプラティックの施術を行えないので、比較的信頼できると思い行ってみた。

 

予約は不可のところだったので、待合室はすごく混んでいたが、施術時間は5分程度なので、すぐ順番が回ってきた。ひどい腰痛だと言ったが、腰にはほとんど触らず、拷問器具のようなものに座らされて、首をゴキッとされた。

 

すると、確かに腰の痛みは弱まった。もちろん、完治とはまではいかなかったが、楽になったことは確かだ。カイロプラクティックでは上部頸椎が正常に機能させれば、人間が本来持つ自己治癒能力がきちんと働き、体の不具合が解消されるとしている。

 

www.ntv.co.jp

ただ、きちんと医師免許を持った人でも事故を起こすくらい首へのアプローチは難しいので、日本ではよほどのことがない限りチャレンジしない方がいいかもしれない。

 

話はそれたが、まーてる先生の首へのアプローチはそれよりももっとソフトだし、試してみるといい感じだ。今までの経験上、膝痛や腰痛持ちの人には、足首回しや足指を鍛えることで解消することを勧めていたが、今後はそれに「首のわしづかみ」を加えることにしようと思っている。 

野口晴哉の「整体入門」について

野口晴哉氏の「整体入門」を読んだ。野口氏が推奨する活元運動の好転反応として、下記症状が記されている。

 

 弛緩反応:第一段階は、眠くなったり、だるくなったりする弛緩反応。体がゆるんで、妙に疲れたよ うな感じだが心地よいなど。

過敏反応:熱が出たり、下痢をしたり、体中が汗ばんだり、痛みが起こったりする過敏 反応。体の皮膚の下を水が流れるような感じを伴う。急性病にも似る過激な変化が起こることもある。

排泄反応:体の老廃物や毒素が体外に排泄される排泄反応。汗、尿、皮膚病等さ まざまな形で排泄される。排泄が行なわれるたびに体は快くなるとのこと。

 

上記の症状はCS60を受けたときに出る症状ととても似ている。いきなり排泄反応を示す人もいるし、過敏反応を示す人もいるが、大体は弛緩反応から徐々に変化を感じて、やがて良くなる方々が多い。

 

 (活元運動のやり方は上記に詳しい。)

かの有名な野口整体を打ち立てた方が提唱する方法なので、間違いなさそうだし、反応の出方も納得のいくものだ。(ちなみに西式健康法の背腹運動でも同様の動きが取り入れられているのは興味深い。)

 

vitup.jp

やはり「良い気」を出すには、ズレがなく背骨がしっかりとまっすぐとなっている必要があるのだろう。武道でも姿勢は強調されるし、今自分がハマっているタンゴでもそうだ。猫背のダンサーなんて誰も見たくはない。

 

ただ、それはどの職業にも言えるのかもしれない。

猫背でヨボヨボとこられても、あまり信用は置けないからだ。

 

というようなことを踏まえて、来る2020年9月27日午後5時から巨匠 武蔵小山店でCS60の研修会を開催しますので、ご興味ある方はこちらからお申し込みよろしくお願いします。(あと若干名の募集になります。)

 

これから目指す施術とは?:ヒプノセラピーありの施術となしのCS60施術

昨日は朝9時から多忙を極めるビジネスマン、ティーンエージャーのアスペルガーの男性、時々お越しいただく腰痛持ちの女性、20代の競艇選手、極度の40肩と自己免疫疾患の女性、武蔵小山に移動して某有名タレントの男性、それから大田区に出張で施術しに行って、合計9名の方々の施術を行った。

 

どなたもそれぞれ症状が違うし、複数回お越しいただいている方だったら、それなりに予見できるが、初めての方も複数名いらっしゃり、色々と対応に気を付けて施術を行った。CS60の施術を始めた直後は、「とにかく治す!」ということを目標にしてきたが、最近は違う。

 

やはりまずはお越しいただくお客様との信頼関係を構築するのが一番重要だ。それがないとCS60自体、十分な威力を発揮できない。ある程度の信頼関係を築きながら施術を行うと、CS60もその期待に応えてくれる。

 

こちらがどんなに気持ちを込めて施術をしても、それが一方的だと結局のところ結果は出ない。

 

 

上記の本の冒頭にも有名な治療家であるアンドルー・ワイル博士の言葉が掲載されている。

 

1番目は患者がその治療法の効果を信じていること。


2番目は治療家がその治療法の効果を信じていること。


3番目は患者と治療家が互いに信じあっていること。

 

信じるものは救われるではないが、癒しがもたらされるということはある程度の信仰心が必要なのかもしれない。もちろん、信じただけで効くことはないだろうし、信じなくても効く場合もあるに違いない。

それを検証するために、高城剛氏が西村先生を連れて世界中を旅してCS60の施術を行った。そのインド編に参加させていただいたが、上記動画の膝痛のインド人のおじいちゃんと自分との間に信頼関係はあったのかどうかは疑問だ。 

 

でも少なくてもインド人のおじいちゃんは「治る!」と信じて施術を受けに来たし、自分に至ってはビフォー・アフターを撮るためにわざわざカメラマンの女性にあらかじめ声をかけて施術をした。(治す気満々だったということです・・・・)

 

時間と信頼関係はある程度は比例するが、時間をかけて構築した関係も一瞬で壊れることもままある。 

 

結果を残すことには今後もコミットしたいが、やはり信頼関係をいかに築いていくかということによりフォーカスしたい。

 

 (服部様とは結構長い付き合いですので、施術中の動画も撮影させていただきことができました。ありがとうございます。またヒプノセラピーありとなしの違いにも驚愕するので、ぜひご視聴ください。)

腰痛放浪記:椅子が怖い:夏樹静子

 一言で言うと、潜在意識すげえ

 

 3年間も原因不明の死をも覚悟した腰痛に悩まされた作者が、文字通り「指一本触れられず心療内科で治療を受けて完治するノンフィクションだ。

 

有名な作家だけに、その腰痛の描写は本当に凄まじく、それがまさか心因性とはにわかに信じられない話だ。作者自身も「心因性」との診断は当初は一笑に付していたが、3年間死ぬ思いをして、あらゆるゴッドハンドの施術を受けても効果がなかったので、最後の希望を命の恩人となる平木先生に託したのだった。

 

自分の潜在意識を敵に回すと、とんでもないことになるのがよくわかる話だ。

 

keepmyword.hatenablog.com

 

エリクソンのように患者さんの潜在意識を味方に付けて、数々の奇跡を起こすこともできるし、夏樹静子さんのように敵に回して、地獄の苦しみを3年間味わうこともできる。

 

あらゆる全ての病気はもしかしたら、心因性と言えるかもしれない・・・・言えないか。しかし、「病は気から。」というように毎日ポジティブに生きて、夏樹さんのように過度のストレス、さらに仕事をし過ぎなければ大丈夫だろう。

 

自分自身、ぎっくり腰を3回やったことがあるので、ものすごい腰の痛みというのはよく理解できる。しかし、それが潜在意識で引き起こすことができるとは、本当にすさまじい。あれだけの痛みを引き起こすことができるのであれば、確かにエリクソンのように全身麻痺の人をものの五分で立たせて歩かせることも可能かもしれない。

 

 

人間は自分たちが思っている以上に巨大な力を手にしているのかもしれない。あとはそれをいかに使いこなすかだろう。

 

 

7月を振り返って:原田先生の中長期レポート

もう明日から8月になる。

先月も時間が経つあまりの早さにびっくりしたが、今月はさらにその感が強まった気がする。気のせいだろうか?

 

先月、このままではまずいと思い、もっと色々と知らなければとちょっとした強迫観念に駆られて、二つのオンラインサロンに入ってみた。

 

lounge.dmm.com

 

salon.jp

 

どちらのサロンも今更感が強いほど超有名なサロンだが、実際に入ったことはなかったので、とりあえず覗いてみようと思って入った。

 

西野さんのサロンは毎日、「おお!」「確かに!」「すげえ!」と感心できる投稿が多々あり、とても勉強になる。かたや、ホリエモンのサロンは自ら積極的に分科会や支部会、あるいはホリエモン参加のパーティーやフェスに参加しないと面白味が味わえない。

 

こちらはすでにCS60の施術を通して日々新しい出会いがあり、さらに毎日ほかの仕事やタンゴで忙しい。よって、わざわざ見ず知らずの人たちの集まる会合に行く気持ちがどうしても湧かず、けっきょく今日退会した。

 

そこでふと、以前購読していた吉本ばななさんのnoteを思い出して、ポチった。

(なぜ継続していないかというと、クレジットカードの更新を怠り自動退会になったのだ。)

 

note.com

 

作家のリアルな生活が垣間見え、さらに深く考えさせられる文章も多い。これといって癒される文章でもないのに、なぜか最終的には癒されたりする不思議な内容だ。

 

ご主人もCS60の施術を行っているし、どこかしら親近感も湧いてくる。アルゼンチンの首都ブエノスアイレスに住んでいる頃に、彼女の「不倫と南米」を読んで、作家の想像力とはかくもすごいものかと感動したことがある。

 

ただ取材旅行で訪れた土地なのに、しっかりと現地の質感だったり、空気感が表現されていてびっくりした。

 

ホリエモンからばななさんにいわば鞍替えしたわけだが、どことなく自分的にはしっくりくる。

 

もう、なんか疲れちゃうよね、ああいう感じは。おっさんだからかもしれないけど。でも、きっとあのサロンで一番楽しい思いをしているのはホリエモンなんだろうなーとはおもう。

 

おっさんとは、観賞したり愛でることに喜びや楽しみを感じる年頃なのだろう。

 

で、この文脈とはなんの関係もないが、いつも会員様にCS60目黒をご紹介いただき、大変お世話になっている原田武夫先生の中長期レポートを初めて購入した。

 

haradatakeo.com

 

今まではずっと原田先生のFBや無料のYoutubeを見ているだけだったので今後の世界の全貌はよく理解していなかった。しかし、このレポートを読んで、これから起こり得ることが理解できた。

 

今月はぶっちぎりでこのレポートが一番衝撃的な内容だった。5万円とちとお高いが、それだけの価値はある内容ですので、ぜひご購読ください。

(1年ほど前にCS60目黒を原田先生のYoutubeチャンネルで紹介していただきました。本当にありがとうございます。)

 

 8月はどんな月になるのか、今から楽しみだ。