Keep My Word

旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

英語

冠詞とブエノスアイレスと祖国

日本人がよく間違える英語の使い方で、冠詞がある。「a、an、それにTHE」だ。日本語は厳格に冠詞を用いないので、当然その使い方にも戸惑いが生じる。 今日、ふと思い立って髪の毛を切りに、近所の美容室へと行った。ここブエノスアイレスでは当然、何事もス…

トライアルレッスンの有料化について:ワンズワードオンライン

本日よりワンズワードオンラインのトライアルレッスンを完全有料化した。その理由は大きく分けて、三つある。 1.オンライン英会話スクールの認知度が高まるにつれて、トライアルレッスンの受講者が増えた。 これ自体は歓迎すべきことだが、ただの興味本位…

学習スタイルの違い:努力と惰性の狭間で

ノマドワーキング(働く場所を自由に選択する働き方)の特徴は、オフィスにも行かず、満員電車に乗って通勤する必要もないので、自分で使える時間が飛躍的に増える。それ自体はとても歓迎すべきことだが、時間を区切る要素が何もなくなるので、かなり気を付…

ワンズワードとは:ドMの人たちのためのサービスです。

相変わらず新しいオンライン英会話スクールが次々と設立されて、受講者側にとってみても、「果たして、どのスクールが一番いいのか?」と非常に悩むことになる。 ワンズワードオンラインを設立したときに一番重要視したのは、「先生の質」だが、ではその「質…

急がば回れ・・・・・・言語習得への道。

スペイン語を勉強し始めてから、ようやく一ヶ月が経った。週五回90分のプライベートクラスを受講しているが、それでもまだまだ形になっていない。(まあ、一ヶ月なので当たり前ですが) スペイン語は英語と違い、すべての動詞が時制と主語によって活用し、…

身振りーノ、手振りーノから「キエイロ フン!」へ:単語暗記の重要性について

先日、おもに「身振りーノ、手振りーノ」でここスペイン語世界のブエノスアイレスで意思疎通を図っていることをお伝えしたが、それが一段階進み、現在は「キエイロ フン!」という状態にまでなった。 「キエイロ フン」とはウキペディア(嘘)によると下記よ…

アウトプットとインプットの狭間で・・・・・・

スペイン語の勉強を始めて二週間、ものすごいインプット量で正直、これ以上インプットしても使わないと覚えないなと思っていた矢先、プライベートレッスンの先生であるメルセデス先生から「今日の宿題は好きな写真2枚選んで、それを元にストーリーをスペイ…

最も効率がいい語学学習法について

英語の学習方法、ひいては語学全般の学習方法にはそのレベルに応じた適した学習方法がある。初心者の頃は当然、何も分からないのでひたすらインプット(語彙力、文法力)の量を増やすことが重要だが、レベルが上がるに連れてアウトプット(ライティング・ス…

Restrain from Despair

Restrain from Despair MATSUOKA Yu-ki http://agora-web.jp/archives/1294745.html English Translation by Tom I was in Hakone about this time last year. I was staying at a ryokan, and trying to relax. At that time, my wife's phone rang at two …

英語の達人への道

未曽有の大災害から一週間が経ち、被災地以外の状況は少しは落ち着いてきたが、まだ十分な物資が必要とされる場所に届いておらず、とても心配だ。原発についてはここのところ毎日のようにBBCやガーディアンで情報を取得していたが、「危機的状況は去った」と…

英語なんて話せなくてもいいじゃん。

時々、思う。 結局のところ、英語を学ぶ目的を明確化しない限りは、英語を習得することは出来ないのではと。「目的を明確化」・・・・・それは人生のあらゆる目標を達成するためにも必要なことだ。 「仕事のため」に英語を学ぶ必要がある人は多いと思う。し…

戦術の失敗は戦闘で補うことはできず、 戦略の失敗は戦術で補うことはできない

最近も引き続き、先生採用を続けている。これはフィリピン人に限ったことではないかもしれないが、応募者側があまりに採用者側のことを考えずに応募してくるので、けっこうストレスが溜まる。 募集要領には「日本人の生徒対象のオンライン英会話スクール」と…

ワンズワードにとって一番ミスマッチな人材とは:三人の新しい先生の紹介を兼ねて

この一年間で先生の採用プロセスは大きく変わった。以前の採用プロセスは下記の通りである。 1.書類選考 2.一次面接 3.英語のテスト 4.最終面接 →(担当、自分) いわば、自分がOKを出した時点で正式採用だったので、100%確信を持てないと採用し…

やるべきことはひとつだけ。

株式会社ワンズワードは創業日が2009年3月2日なので、創業して丸二年が経過したことになる。事業の柱はオンライン英会話スクール「ワンズワードオンライン」であり、その営業が開始してからちょうど1年が経過し、会員数が200名弱と順調に成長して…

誰かではなく、あなたと向きあうということ。

現在、弊社の先生採用プロセスは下記のようになっている。 1.書類選考(ここで100人中90人が不合格になる) 2.一次面接(書類選考を突破した10人中6人は不採用になる) 3.二次面接と英語テスト(ここで一次面接を突破した4人中3人は不合格に…

世界言語としての英語

世界中で英語は話されている。だから、世界各地で英語は独自で英語は進化していくだろう。今でも覚えているが、イギリスの語学学校で先生が「travelingのスペルは、かってはtravellingとLがひとつ多かったけど、アメリカ人がLを1つ落として使ったので、今で…

ワンズワードの新年の抱負

今まで数多くの目標を立ててきたが、何一つ達成したことはない。達成したことは、むしろただ自分が好きで楽しんで出来たことばかりだ。そのようなことを考えると、目標を立てるよりは、自分が何を楽しんで出来るかということを心底考えたほうが効率がいいの…

ライアン先生と宮本輝

どの会社にも言えることだが、「その仕事に適した人材」を見つけることが、会社の成長には欠かせない。よく先生、あるいは社員のモチベーションを保つためにはどうすればいいかと頭を悩ましている経営者がいるが、そんなことは時間の無駄だ。 こちらからモチ…

1年を振り返って・・・・・ニュースがなかった。

アゴラで「2010年の私のニュース」というお題で投稿を募集しているので、投稿しよかと色々と自分なりのニュースを考えてみた。以下、それを時系列にまとめてみた(ごめんなさい、たぶん多くの人にとって興味のないことだと重々承知していますが、書かないと…

海外でのクリスマス

ご存知かと思いますが、海外、特にヨーロッパではクリスマスは家族と過ごす日である。自分が留学していたイギリスもそれは顕著であり、クリスマスを一人で過ごすと言うと、「なんて気の毒な!」と心配されてしまうくらい家族と過ごすのが大事な日だ。 2,3…

フィリピンのクリスマスと先生たちの近況報告

巷では知られていないことだが、フィリピンのクリスマスは長い。 フィリピンでは9月からクリスマスシーズンがスタートし、親戚や友人主催のパーティーは11月くらいからひっきりなしにある。ちなみにそのせいか12月に入っての先生採用は遅々として進んで…

子供でも分かるように物事を説明する難易度の高さについて

感覚的に物事を理解する人間は、物事を論理的に説明するのは、本当に苦手なんだなとつくづく思った。 なぜそのようなことを思ったのかというと、明日、神戸・流通科学大学で開かれる「ソーシャルメディア、先進メディアは外国語教育、そして私たちの社会をど…

海外生活のススメ:日本人というブランド

自分がイギリスに滞在した2000年頃までは、イギリスはきらきらと輝いて見えた。 ブレア政権が打ち出した「クール・ブリタニア」が見事にはまり、ものすごく勢いがあった。音楽でもオアシスやブラーなどが世の中を席巻し、希望に満ちた時代だった。 その…

未来は「未来の自分」に任せるということ。

先週、土曜日に行った「会社に頼らない生き方とは:グローバル時代を生き抜くために」というセミナーは無事終り、ほっと一息ついている。セミナーが終わったあとの質疑応答で、少し気になる指摘があった。 「ワンズワードの今ある成功は、運営者自身がお金儲…

イギリス英語から見るイギリス的生活:一芸は身の助け!

ウィリアム王子が長年の婚約者であるケイトさんと婚約したそうだ。 非常にめでたい。 彼らの英語はいわゆるクイーンズイングリッシュで個人的にはとても聞き取りやすい。また英国人特有の言い回しである「Massively、Definitely 」などを聞いて懐かしくなっ…

先生たる資質について:ワンズワードの先生研修

オンライン英会話スクール「ワンズワードオンライン」では書類審査、一次面接、英語力テスト、最終面接という過程を経て合格した先生に研修を行っている。研修内容はデモレッスンをいくつか行い、どのように教えるべきか具体的に指示をする。この研修中に自…

日本初!大学にスカイプを使ったオンライン英会話レッスンを提供! オンライン英会話スクール「ワンズワードオンライン」

昨日、タイトルにあるプレスリリースをリリースした。詳細はこちらをクリックしてください。 今後、大学でスカイプを使ったオンライン英会話が普及するかどうかは未知数だが、その先駆けとなれたことはとても誇りに思っている。流通科学大学の先生方には大変…

不器用な人間の処世術:東京と神戸でのセミナー告知

自分では高倉健さん並に「自分、不器用ですから」と思っている。だが、しかしこのあいだオンライン英会話スクール・ワンズワードオンラインの会員様のために開いたオフ会では「写真も撮れて、文章も書けて、多才ですね」という声をいただいた・・・・・・た…

21世紀はアジアの時代:漫画で生き残れ日本!

21世紀はアジアの時代と言われているが、ではアジアのリーダーとなるような国は一体どの国だろうかと考えたときに、実はもうそのような考え方が通用しないのでは思った。 一国が富を独占するような時代は幕を閉じ、これからの時代は各国の優秀な個人がネッ…

英語は暗記!

言ってしまえば、スピーキングに関しては日常的に使いそうな構文と単語を暗記してしまえば、なんとかなってしまう。もちろん、それできちんと意味のある会話を成り立たせようと思えば、リスニング能力が欠かせないので、丸暗記したところで実際は役に立たな…