量子デバイスCS60の施術は残念ながら、痛みを伴う。
特に悪いところをピンポイントで施術をすると、さらに痛みが増す。だから、最近ずっと催眠および心理療法でいかにその痛みを少なくし、施術をより効果的なものにできるかと腐心してきた。
先日、常連さんが奥様と息子さんを連れてやってきた。
息子さんは諸々の問題があり、西村先生にも4回ほど施術をしてもらい、それはそれはとんでもなく痛い施術だったらしい。僕のところにも2回来て、2回とも号泣だった。特に前回は、ただCS60を置くだけの施術だったのだが、それでもずっと泣かれてしまった。
しかしだ!
今回はヒプノセラピーがあり、エリクソンがいる。施術の2日前に、「息子が施術をどうしても受けたくないと言っているので、息子の分はキャンセルをしたい。」とお父様から連絡があったが、「心配しないでください。今は全く痛みは出ない施術が可能なので。」と返信しておいた。
正直、100%の自信はなかったが、少なくても号泣させることはないだろうとは思った。前回は僕自身にとってもトラウマになっていて、CS60を置いているだけでここまでの痛みを引き出せるのはどうかと思ってもいた。
6歳の彼にとって、確かにとんでもなく大変な決意だったろう。前回あれほどの痛みを伴った施術を受けにまた来たのだから。それだけでも尊敬に値する。
僕は今まで学んだあらゆる催眠の技術を駆使して、彼に対応して、そしてCS60の施術を行った。
そしたら、「すごく気持ちいい!」「次いつこようかな。」「本当にありがとうございました!」と大感謝でした。
エリクソン関係の本を買いあさり、独自に研究した甲斐があったというものだ。これからこの技法をどんどん極めていき、お越しいただく人全てが同じような気持ちの良さを実感できるようにしていきたい。
今後ともよろしくお願いします。