Keep My Word

旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

湯らっくすと時代の潮目に関して

今、熊本に来ている。より正確に言うと、西のサウナーの聖地である「湯らっくす」に来ている。

 

tabippo.net

 

今日は午後4時から福岡で「CS60 NEW STANDARD習得会」が開催される。昨日は大阪で開催していたが、大阪からだと午前中の便しか福岡行きはなく、どうせ待つならば「湯らっくす」まで行ってゆっくりしようと思った次第だ。

今現在、ここはサウナ好きのおっさんばかりに占拠されているが、すこぶる快適ではある。こんなことだったら、昨日は大阪に泊まらずに夜の便で熊本入りして、ここに泊まるのもありだったかもしれない。(次回からはそうするかもしれない・・・・)

www.yulax.info

面白いなと思ったのは、アンケート結果を公表し、さらにオーナーがきちんとそれに答えていることだ。

 

上記のような厳しい意見にも真摯に答え、さらに時にはユーモアを交えて答えているのが本当に素晴らしい。

 

企業努力が目に見える形で伝わってくるので、これはうちのお店にも導入した方がいいのかもしれない。次なる一手を打つきっかけになるかもしれない。(オーナーが直接全て答えているアンケートをすべて目を通してみた。色々と勉強になる。)

 

以前は地元民のために580円程度の価格だったが、今では790円なので、それに不満を示すお客様がいるのもわかる。(正直、提供しているサービスのレベルの高さからしてみれば、それでも個人的には激安だとは思うが。)

 

しかし、オーナー自らアンケートの中で、「コロナ禍で風呂屋が詰め込めるだけ詰め込む時代は終わった。」と定義しており、次の新しい経営戦略に移行している。

 

だが、朝から夜中1時までいても未だ1300円なので、非常に良心的な価格設定であることは変わりない。

 

提供しているサービスと価格は必ずしも正比例はしない。特に日本では諸外国と比較して、あらゆるサービスが安すぎる。

 

自分自身、オンライン英会話スクール、それに今のCS60のサロンを運営していて、強く思うこともある。特にCS60に関しては、ごく一部の富裕層向けに提供しても、十分にやっていけるとは思うが、それが果たして自分の目指すべきところかは疑問だ。

 

また武蔵小山の巨匠に関しては、運営会社も施術者も儲からないジリ貧サービスなので、ここも改善していかないといけない。湯らっくすの社長のように、時代に沿ってサービス内容を変えていかないと生き残ってはいけない。

(CS60目黒に関しては、もはや自分のプライベートサロンなので、これには該当しない。日本で唯一無二のサービスを提供しているので、競合がいない。いないどころか競合となれるような人たちも今、CS60 NEW STANDARD習得会でせっせと育てているところだ。)

 

時代は変わる。

その潮目に我々がいることだけは確かだ。

 

これだけ色々な変数があるとどのようなことが起こるか先読みはできないが、とにかく日々目の前いるお客様に対して、真摯に対応することだけが未来を切り開いていく手助けになるのだろう。