Keep My Word

旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

2010-01-01から1年間の記事一覧

ワンズワードオンラインの先生たちのSっぷりについて

生徒様のブログや先生たちのコメントを読むと、いつも思うのは「うちの先生たちって、ほんとSだな」ということだ。きっと彼らの頭の中には「お客さまは神様です」的な日本的顧客第一主義なんて毛頭ないのだろう。 オンライン英会話界のラオウと異名と取って…

JOY先生来日大計画!:イマジンを聴きながら・・・・・

思えばJOY先生をせっかくだから日本に呼ぼうと行動に移してから、早くもニケ月が経過した。このブログを書いた直後に手続きを始めて、昨日JOYさんが書類を提出し終わり、あと一週間程度で合否が分かるとのことだ。 在フィリピン日本国大使館によれば、必要な…

日本の英語教育が問題なのか、それとも学校教育が問題なのか?

楽天の三木谷社長などは日本の英語教育について厳しい見方をしているが、そもそも学校での教育自体に問題があるのではないだろうか? 先のエントリーに取り上げたように、目標設定には達成目標と学習目標の二つがあるが、日本の学校では達成目標しか設定しな…

ふるさとは遠きにありて思ふもの:沖繩にて

人に会うと、よく「ご出身はどちらですか?」と訊かれる。いやな質問だ。なぜなら「京都」と答えると「いいところですよね!」と相手のテンションが上がるからだ。住めば都というが、京都は盆地なだけに夏は蒸し暑く冬は非常に寒い。けっして住みやすい街で…

ネイティブスピーカー並に英語が話せるようになるか?:学習目標と達成目標の違い

結論から言うと、無理です。 ネイティブスピーカー並の英語力というものが具体的にどのようなレベルの英語力を示すのか色々と議論はあると思うが、語学学習というものはゴールのない継続的な努力を必要とするものである。 このことについて多くの英語学習者…

友人の定義

週末、友人4人で集まったときに「友人とは」という話になった。例えば、今回の旅でのように15年近くも会わなかったクリスティーンも自分にとっては大切な友人と言える。一方では、毎日のように顔を合わせていても、友人とは言えない人もいる。このくくり…

独断と偏見によるアジア諸国への評価:日本の生き残りの道

今年の夏は、インドネシア、シンガポール、マレーシア、フィリピンとアジア諸国を回ってきた。21世紀は「アジアの時代」と言われているので、これからは急激にアジア諸国が力をつけていくだろう。その意味ではシンガポールにはとても注目していた。 実際に…

旅のヒント

かなり昔の話しだが、インドを旅していたとき、深夜にニューデリーの空港に着いた。バスで市内に向かおうと、切符を買って待っていると、同じ切符売り場で切符を買った日本人の女の子が、インド人に囲まれてどこかに連れていかれる場面に遭遇した。 慌てて止…

Real Life Foundationについて:素晴らしい給食プログラム!

マレーシアのクアラルンプールから飛行機に乗ってマニラに着いたのは、8月27日の朝5時だった。それからホテルへと向かい二、三時間寝たあと、朝食を取って、タクシーでマカティのオフィスにてフィリピンのTOEIC代表の方とお会いし、今後の先生採用につい…

クリスティーンという人

インドネシアへと行ってきたが、インドネシアの印象よりは久しぶりに再会を果たしたクリスティーンがあまりに面白いやつだったので、インドネシアを堪能したというよりはクリスティーンを堪能した。 (彼女とは15年ぶりの再会となったが、ほとんど変わって…

コミュニケーションという言葉の再定義

最近はソーシャルメディアが大人気だ。だが、そもそもソーシャルメディアとは一体なんだろう。 ウキペディアによると、 「ソーシャルメディアは、誰もが参加できるスケーラブルな情報発信技術を用いて、社会的インタラクションを通じて広がっていくように設…

The last day of my trip

Today is the last day of my trip. Now I'm at the airport in Jakarta, looking forward to going back to Japan. During this trip, I met my old friends and had good time with the people I love. Sometimes, I really need to get away from my coun…

より良い世界を求めて:フィリピンで思ったこと。

今日は朝の八時半から、フィリピンのNGO団体「REAL LIFE FOUNDATION」のFEEDING PROGRAM(給食プログラム)にボランティアとして参加してきた。予想に反して、このプログラムはとても楽しく、心底彼らに協力したいと思った。今後はより関係性を深めて、もっ…

フレンズ・ホッピング

無事にインドネシアのジョグジャカルタで、旧友のクリスティーンと出会い、3日間一緒に過ごした。そして、明日はシンガポールに飛び、数年ぶりにシンガポール人の友人アーネストと会う。 彼は日本に二度ばかり来ており、一度目は友人たちと、二度目は彼女と…

哲学的に見る「人を喜ばせる術」:プレンゼントをあげるということ。

たしかフランスの哲学者ラカンだったと思うが、「人に何かをプレンゼントするときは、それが実際には役に立たない無用なものであればあるほど、実際の価値は高まる」と書いていた。分かりやすく説明すると、人に何かあげるときに生活必需品(米、トイレット…

夏休み:異国での出会い

今週の日曜日から2週間ばかり日本を留守にする。 行き先はインドネシア、シンガポール、マレーシア、それにフィリピンだ。 そもそものきっかけはエディンバラ留学時代に友だちだったフランス人のクリスティーンからFACEBOOKを通じて「私、インドネシアに行…

南国時間に見るグローバリゼーション

たいていのことはゆっくり流れていく。フィリピンには南国時間が流れており、日本とは違い多くのことに多少なりとも時間がかかる。あまり急かすようなことはしたくないので、こちらもそれを考慮に入れて、もっさりゆっくり受け入れるようにしている。 先生を…

学習環境をいかに向上するか:外国語教育メディア学会から学んだこと

外国語教育メディア学会 の全国大会に参加してきた。参加するのは今年で4回目になる。語学教育の分野では数多くの学会があるが、そのなかでも一番先進的な学会ではないだろうか。(ちなみに会長は、ワンズワードオンラインに推薦文を書いてくださっている関…

現代版ゴッホのお話し。

友人から誘われて、国立新美術館の「オルセー美術館展」に行ってきた。パリのオルセー美術館には10年以上前に行ったことがあるが、あまりに巨大過ぎてすべてを見切れなかったので、今回はいい機会だと思った。 それにしてもやはりゴッホという画家は別格だ…

辞書と言えば、紙だった頃。

僕は辞書が好きだった。 それもどんな辞書というわけではない。アンカー英和辞典という名の辞書にぞっこんだった。理由はその例文の数々が非常に哲学的だったからだ。例えば、TRUTH(真理)をこの辞書で引くと、下記のような例文が掲載されている。 Truth is…

人は状況次第で、いかに変わるかということ。

「急に売れ始めるにはワケがある」というなんとも軽薄な本を購入し、読了した。元々は著者であるマルコム・グラッドウェルの文章がどこかで引用されていたので、それ以来気になり、彼の名前を本屋で見つけて立ち読みしてみたら、そのあまりの面白さに迷わず…

佐藤雅彦「これも自分と認めざるをえない展」に行ってきました

美術愛好家でもなんでもないのだが、美術館には結構行っている。これはひとえに一人旅好きの効能だと思う。ロシアのサンクトペテルブルクではエルミタージュ美術館を堪能し、パリではルーブル美術館やオルセー美術館に足を運び、バルセロナではピカソ美術館…

出来る限り楽をするということ。

意外と知られていないことだが、人間が楽をしたいと思うのは、脳に責任がある。 脳は楽をしたがる ただその脳も楽をするためには、一度は効率化を図る。考えてみると、効率化というと聞こえはいいが、これはただ単に脳が楽をするために行っているごく自然発…

6800円は高いか安いか?:本気で英語をマスターしたい方へ

オンライン英会話スクール「ワンズワードオンライン」の受講料は1ヶ月6800円だ。この料金でマンツーマンレッスン1回50分を4回、そしてスケジュール通りに受講すると翌月使えるボーナスレッスンチケットが発行されて、最大一ヶ月で5回受講できる。 …

35歳、立ち止まって考えたこと。

以前はこのブログではなく、こちらのブログで自分が思ったことや言いたいことを書いていた。あまりにプライベートな内容が多く、オンライン英会話スクールの運営者としては不適当だと思い、このブログを立ち上げた。 たいしたアクセスもないし、好きなことが…

35歳、立ち止まって考えたこと。

生きるということ、人生について、立ち止まって考えたこと、35歳

日本人の国際感覚について

事の発端は、JOYさんが9月に香港に行こうと思っていると聞いてからだ。だったら、日本に来ればと思い、そう言った。より慎重な彼女は、来年になれば事業も落ち着き、そういう余裕が出来るかも知れないと言い、当初はそれほど乗る気でなかった。 距離的には…

漠然としたコミュニティ意識とコミュニティを創るということ。

以前、雑誌の取材でカナダに行き、地域通貨を取材したことがある。カナダのバンクーバー島でLETSという地域通貨の設立者であるマイケル・リントン氏にインタビューをし、その設立の経緯を聞いた。そして、トロントではトロントダラーを考案したジョイ・コガ…

ワンズワードオンラインの存在意義:双方向なコミュケーション

ワンズワードオンラインの特徴の一つとして、レッスン後に記載されるかなり詳細なアドバイスがある。それについてのフィードバックは生徒様から特に出来なかった。 レッスン自体の評価はこちらで行うことはできるのだが、アドバイスへの返答機能はなかった。…

なぜフィリピンは停電が多いのか?:ツイッターの活用

昨日、マニラなどルソン島全域で停電になった。原因は台風だ。Eight dead after Typhoon Conson hits Philippines(フィリピンの天気予報は精度が悪く、昨年9月の台風でも149名が事前に天気予報で注意を呼びかけなかったことが原因で亡くなっている。じつは…